“畑に出ない農家の右腕”という仕事
オンエアレポート
今回、注目するのはこちら。2023.04.13
「“畑に出ない農家の右腕”という仕事」
今回のイノベーターは、“畑に出ない農家の右腕”こと、「ファームサイド株式会社」の代表、佐川友彦さんです。
佐川さん、“畑に出ない農家の右腕”というのは、どのようなお仕事なのでしょうか?
「元々は、栃木県宇都宮市の「阿部梨園」で従業員をしていました。
栽培管理や現場作業には携わらず、
それ以外の経理や労務などの事務や、組織づくり、販売促進、営業、接客、経営管理などを全部担当する働き方です。
現在はそこから転じて、起業し、全国の農業者さんの経営支援をしています」
農家さんと一緒に経営全体の方向性を考え、運営していく、いわば“参謀役”。
阿部梨園では、経営改善に集中的に取り組み、多くの課題が解決。
売上アップ、労働時間の削減、高い品質の生産管理など、
目指していた目標を多く達成することができたということです。
今は、どのような農家さんの経営を支援しているのでしょうか?
「今はファームサイドを起業し、阿部梨園での知見を広めながら、全国の農業者さんの支援をしています。
また、自治体さん、農協さん、農業関連の企業さんの支援もしながら、課題の解決を進めています」
「たとえば、コロナ禍で若い従業員を雇い始めた、いちご農園さんの経営支援。
従業員の教育やチーム作りを支援しています」
“畑に出ない農家の右腕”というお仕事の魅力については
「経営としてみると、日本の農業はまだ不完全で、課題解決の余地が多く、伸びしろがあるのが楽しいです」
と、お話しされていました。
佐川さん、経営に悩んでいる全国の農家さんを支援し、日本の農業を、より良く、していってくださいね。
そして、佐川さんに経営について相談したいと思った農家さん、
「ファームサイド株式会社」のHPを、ぜひ、ご覧になってみてください。