農家さんの思いが込められた離乳食『お守りお野菜ペースト』
オンエアレポート
2025.02.20

「農家さんの思いが込められた離乳食『お守りお野菜ペースト』」

今回のイノベーターは、広島県の「朝のひとくちめ」の代表、田野実温代さんです。

田野実さんによると、「朝のひとくちめ」は、
「野菜の美しさ・おいしさ・調理変化のおもしろさを分かち合う」をコンセプトに活動しています。
“朝のひとくちめ”に口に運んだ食べ物のおいしさが染み込んで、身体があたたまり、
「いってきます!」の声が少し大きくなる。
そんな風景を生み出すことを目指しているということです。
そして、『お守りお野菜ペースト』。こちらは、どのような離乳食なのでしょう?
「こちらは、お子様にとって、初めて口にする“ひとくちめ”が、おいしい体験になり、
野菜を好きになるきっかけとなりますように、という思いで作った冷凍野菜ペーストです」
「東広島市産の栽培期間中、農薬・化学肥料不使用の野菜でできています」
「オレンジ色の一般的なにんじん、黄色にんじん、赤にんじん、ほうれんそう、ごぼうの5種類があります」

どのような思いがあって、開発したのでしょう?
「子育ても仕事も頑張りたいというご夫婦が増えている中で、その手間を省きつつ、
子育ての時間がより豊かになるものが作れたらと考えました」
「野菜の一番おいしい調理方法を見つけ出すことにこだわっているので、
レンチン(電子レンジでチンして温める)30秒で使えるとともに、
大人にとってはその空いた時間で野菜の味を思い出す、
赤ちゃんにとっては野菜との出会いがおいしいものになるといいなと思います」
『お守りお野菜ペースト』という商品名には、どのような思いが込められているのでしょうか?
「野菜の作り手である農家さん、そして開発チームの私たちの思いを込めたことと、
冷凍庫でスマートに保存できて、小さじ1杯分からすぐに使える便利さから、
いつも冷凍庫の片隅で見守っているよ!というイメージで、
食卓の“お守り”のような存在になれれば、という願いを込めて、つけました」

東広島市の農家さんや、その農家さんたちが栽培した野菜については、どのようなことを感じていますか?
「例えば、虫除けのためにマリーゴールドを植えたり、環境を整えることで、上手に野菜を育てているのですが、
自然を理解し、見極め、バランスをとりながら栽培していく、その姿勢がすごく好きだなと感じます」
『お守りお野菜ペースト』、どのような人に使ってほしいですか?
「お子さんにいろんな食べ物に挑戦できる子に育ってもらいたいと思っている親御さんには
おいしい野菜の“ひとくちめ”として試してもらいたいです」
「また、大人も、
調味料も入っていない野菜の味ってこんな風だった!と思い出すきっかけになってくれたらと思います」
田野実さん、
大人が食べるときには「豆乳を入れて、ポタージュにするのがおすすめ」とお話しされていました。

大人にとっては素敵な“朝のひとくちめ”に、
お子さんにとっては野菜が好きになるきっかけになるかもしれない、『お守りお野菜ペースト』。
田野実さんの思いが多くの人の心に届くといいな、と思いました。
「朝のひとくちめ」HP