日本で「元気に」農業に取り組んでいる人、これからの未来の農業を「元気に」しようとしている人、
全力で農業に携わっている農業界の人たちの、農畜産物や生産現場・新技術に対する想いや、
今後の未来にフォーカスを当てるのが木曜日の「あぐりずむ」 未来へつなぐあぐりパワー

川瀬良子が行く「ひとり JA全農 農業体験ツアー2020」の様子を紹介中!

TOKYO FM YouTubeチャンネルでは、秋の収穫シーズンに合わせて、川瀬良子さんが体験した農業ツアーの動画を公開中です。

オンエアレポート

野菜の成長を促す“透明なフィルム”

オンエアレポート

TIME 2022.12.01

thumb今回、注目するのはこちらです。

「野菜の成長を促す“透明なフィルム”」


今回のイノベーターは、北海道大学の長谷川靖哉教授です。


野菜の成長を促す“透明なフィルム”。
これは「農業用のビニールハウスの表面に塗料を塗ったもの」だということです。


これが、なぜ、野菜の成長を促すのでしょうか?

「フィルムに塗った塗料が太陽から降りそそぐ紫外線を吸収して、
植物の成長に重要な赤い光へと変換します。
この赤色へと変換した光が、野菜など植物の育成を促進します」


では、“赤い光”が野菜の成長を促す理由は何なのでしょう?

「葉っぱの緑色は、葉っぱの中にある葉緑素が“赤い光”を効率よく吸収します。
この“赤い光”が植物の成長に重要な光合成を促進します。
光合成が“赤い光”によって活性化することで、植物がぐんぐん成長します」


このフィルムを使って、これまでに実験を行ったのは、
「スイスチャード」という野菜と、「カラマツ」の苗木。

「スイスチャード」は冬季育成(10月から1月)において1.4倍の重さに成長し、
「カラマツ」は1.4倍、早く成長することが分かっています。


長谷川先生のご専門は、光を自在にエネルギー変換する“量子化学”。

つまり、農業の分野は専門外。
どのような思いがあって、このフィルムを作ろうと思ったのでしょうか?

「植物や人体に影響があると言われている太陽の紫外線を使って、
未来の農業に貢献できれば、素敵だと考えました。
今回の研究のきっかけは、
北海道大学の農学部の植物育成専門の鈴木先生、および斉藤先生と一緒に
『新しい未来の農業に挑戦しよう』と話し合いをしたことです」


このフィルム、現在は研究段階で、
「今後は民間企業の方と一緒に製品化を目指していきたい」と、
お話されていました。

研究段階から前進し、実用化されるといいですね~。

長谷川先生、一日でも早く実用化されることを祈っております!

番組プレゼント

JAタウンでのお買い物に使える「JAタウンギフトカード」5,000円分を毎月5名様にプレゼント!
JAタウンギフトカード
ご応募はこちら

ネット局オンエア時間

  • AIR-G’(FM北海道)5:50
  • エフエム青森16:30
  • エフエム岩手15:15
  • Date fm(FM仙台)18:45
  • エフエム秋田16:45
  • エフエム山形14:20
  • ふくしまFM11:45
  • RADIOBERRY14:20
  • FMぐんま6:45
  • TOKYO FM15:50
  • FM-NIIGATA15:24
  • FM長野14:20
  • K-MIX(静岡エフエム放送)6:15
  • FMとやま8:30
  • エフエム石川16:50
  • FM福井16:45
  • FM AICHI10:50
  • FM GIFU(エフエム岐阜)16:40
  • FM三重16:40
  • FM滋賀16:45
  • FM大阪15:51
  • Kiss FM KOBE6:45
  • エフエム山陰16:45
  • FM岡山16:45
  • 広島FM6:15
  • エフエム山口15:32
  • FM香川14:30
  • FM愛媛17:50
  • FM-TOKUSHIMA16:50
  • FM高知14:30
  • FM FUKUOKA5:45
  • エフエム佐賀10:43
  • エフエム長崎16:50
  • エフエム大分14:30
  • エフエム熊本6:45
  • エフエム宮崎15:50
  • エフエム鹿児島9:40
  • FM沖縄6:45
Page top