ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週のあぐりずむWEEKENDは、愛知県知多市でぺコロスの生産を行う近藤由佳(こんどう・ゆか)さんにお話を伺いました。

直径3〜4cmほどのぺコロスは丸ごと調理でき、水分が少なくて甘みがあり食感がクリーミーなのが特徴。
コロンとしていて見た目からとても可愛い!

旬は夏。この時期の作業は、苗を植えること。
苗の見た目はネギの様。写真をぜひ、見てみてください!
近藤さんは現在、お母様と2人で作業をしています。

もともとは経済新聞の記者だった近藤さん。
お子さんが生まれて職場復帰時に、勤務先として家が近いところを希望。
知多半島の担当記者になりました。
その時に生産現場を見て、高齢化を目の当たりにしてぺコロスの生産の将来を危惧しました。
地元の特産品であることを子供も知らなかったこともあり、「もっと知名度を上げたい」という思いで就農を決意し、今に至ります。
知多半島は元々、農業の出荷額が多くの比率を占めていて、地元の経済を語るうえで、農業は無視できない現状があった、と近藤さんは話します。

今後の近藤さんの目標は、生産者を増やす事。
作り方を知ってもらいたいので、子供が通う小学校でぺコロスを栽培させてもらってるのだとか。
昨年は収穫したぺコロスを子供たちに仕上げもらって、授業参観に来た親御さんに販売しています。

近藤さんに、ぺコロスの美味しい食べ方を教えて頂きました!
●標準サイズはベーコンをぐるっと巻いて焼くのがオススメ
●大きいサイズは、横に半分に切ってチーズを乗せて味噌マヨネーズをかけて焼くのがオススメ
●小さいサイズは、レンジでチンして油で揚げて塩をパラパラ振るとビールにぴったり

皆さんもぜひ、やってみてくださいね!
近藤さん、ありがとうございました!