2018.02.18
画家・瀧下和之さん「鬼に魅せられて」
「日曜アートサロン 和錆」では、毎週さまざまなゲストをお迎えして
”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。
今週ゲストにお迎えしたのは、画家の瀧下和之さんです。
瀧下和之さんのライフワークとも言うべき、「桃太郎図」。
そもそも、「桃太郎図」というタイトルなのに、鬼が主役なのはなぜなのか?
あるきっかけから、鬼を描くのが楽しくなったという瀧下さん、作品にしていく中で”鬼といえば桃太郎だな”と思、作品のタイトルに「桃太郎図」と付けたはいいものの……いずれ、桃太郎も描こうと思っていたそうですが、そのうち鬼に愛着が湧いてしまったんだとか。
”桃太郎を描いてしまったら、それまで描いてた鬼達が脇役、悪役になってしまう”ことを思い、桃太郎がいない方が、見る人も想像を膨らませやすいし、楽しいだろうなと思い、あえて桃太郎を描いていないそうなんです。
【ゲスト情報】
「瀧下和之オフィシャルウェブサイト」
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”アートと過ごす刺激的なひととき”について語っていただきます。
今週ゲストにお迎えしたのは、画家の瀧下和之さんです。
【瀧下和之】
画家・瀧下和之。1975年熊本県生まれ。熊本の県立高校美術科を卒業後、上京。
東京藝術大学美術部デザイン科を経て、大学院へ進学。
描画装飾デザイン専攻 中島千波研究室を修了ののち2005年より画業に専念。
2009年、初の画集『桃太郎図』、初の版画作品、『MOMOTARO etching』を発行。
以来、ライフワークとして鬼をモチーフにユーモラスな世界を描き出し、
ジャンルにとらわれることなく、独自の世界を発信し続けている。
2011年には画集『ジャポンイズム JAPON-ism』を刊行。
“風神雷神”“不動明王”“七福神”など、ジャポニズムを感じるモチーフを、
ユニークな視点で描き、日本画の新たな可能性を提示した。
また、この年、同世代の書家・武田双雲、日本画家・山本太郎とともに、
九州新幹線開業記念展『ヒノクニ』を開催。3名とも熊本出身という縁もあり、
2016年に熊本地震復興応援企画『ヒノクニ』を開催、地元への貢献を果たした。
気鋭のアーティストとして、新時代の日本美術界を牽引する存在である。
瀧下和之さんのライフワークとも言うべき、「桃太郎図」。
そもそも、「桃太郎図」というタイトルなのに、鬼が主役なのはなぜなのか?
あるきっかけから、鬼を描くのが楽しくなったという瀧下さん、作品にしていく中で”鬼といえば桃太郎だな”と思、作品のタイトルに「桃太郎図」と付けたはいいものの……いずれ、桃太郎も描こうと思っていたそうですが、そのうち鬼に愛着が湧いてしまったんだとか。
”桃太郎を描いてしまったら、それまで描いてた鬼達が脇役、悪役になってしまう”ことを思い、桃太郎がいない方が、見る人も想像を膨らませやすいし、楽しいだろうなと思い、あえて桃太郎を描いていないそうなんです。
【ゲスト情報】
「瀧下和之オフィシャルウェブサイト」
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