2018.02.02 Fri
すべて日本製にこだわった店舗。オニツカタイガー
表参道にオープンした『オニツカタイガー 表参道 NIPPON MADE』をご紹介します。オニツカタイガー事業部・鹿目健さんに小宮山雄飛さんが話を伺いました。
より洗練されたスポーツファッション・ブランドとして。
『オニツカタイガー 表参道 NIPPON MADE』。場所は表参道ヒルズの裏側の通りです。
小宮山雄飛「僕はオニツカタイガーが大好きで、この一年ぐらいオニツカタイガーしか履いていないんです。4〜5足を履き替えています」
鹿目健「ありがとうございます」
小宮山「知り合いの編集者が履いていたスリッポンタイプの靴が、あまりにカッコイイので真似して買ったら、いろんな人から『カッコイイ!』『それどこの靴?』と聞かれるようになって。……それを言えたので、今日の取材はもう終わりでもいいぐらい!(笑)」
鹿目健「ありがとうございます(笑)」
小宮山「オニツカタイガーを知らない方のために、どんなブランドなのか教えていただけますか?」
鹿目「オニツカタイガーは、1949年にスポーツシューズ・ブランドとして誕生し、斬新的なアイデアや技術を積極的に取り入れながら1977年まで進化を続けました。2002年に、より洗練されたスポーツファッション・ブランドとして生まれ変わりました」
小宮山「この10年ほどで、おしゃれなブランドになったというイメージがありますよね」
鹿目「当時の競技用シューズを、タウンユースやファッションアイテムとして愛されるよう、イノベーションして商品開発や店舗開発を行いました」
職人の手仕事で仕上げている商品があります。
小宮山「こちらの店舗は、日本製の物だけにこだわってるそうですね」
鹿目「フットウェア、アパレルを含め、すべて日本製です。」
小宮山「海外のお客さんが多いですよね」
鹿目「半数は海外のお客様です」
小宮山「ハンドメイドの商品もあるそうですね」
鹿目「一部ですが、最後の仕上げの部分で、職人の手仕事で作っている商品があります」
小宮山「芸術品に近いルックスの商品もありますよね。ガラスケースに飾られてる物も!」
鹿目「山本寛斎さん、蜷川美花さん。ファッション・ブランドのマスターマインド、ガンダムなどとコラボレーションした商品を展示しています」
小宮山「僕はよく買いに来ているんですが、ラインナップが常に変わっていますよね」
鹿目「毎月、新商品を発売しています」
小宮山「新商品なのに、長年使ったようなユーズド加工が絶妙だったり」
鹿目「国内だけでなく、海外のお客様にもウケている部分ですね。加工されているスニーカーは、なかなかなないですね」
小宮山「日本の技術をすごく感じます!」
世界で一足、カスタムオーダーのシューズ。
『オニツカタイガー 表参道 NIPPON MADE』では、個性を表現できる新たな展開も。
鹿目「このお店限定で、世界で一足のカスタムオーダーのシューズを受け付けています。アッパーの素材やオニツカタイガーストライプ、補強、裏材、靴底、靴紐などをカスタマイズできます。ひらがなやカタカナ、漢字、英語、記号などの刺繍も入れられるサービスを提供します」
小宮山「iPadで見ながら選べるんですね」
鹿目「定番の『メキシコ 66 デラックス』モデルをベースに素材や色を選べます。税抜き価格4万円からです」
卓越した職人が、ひとつひとつ加工するシューズ。
これからのワクワク、教えてください!
鹿目「『オニツカタイガー 表参道 NIPPON MADE』では、『卓越した職人が、ひとつひとつ加工するシューズ』をコンセプトに、本物のニッポンを発信し続けています。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください」
放送でご紹介できなかったお話
小宮山「昨年、新宿と上野にも直営店がオープンしたそうですが、人気の秘密は?」
鹿目「特に、国内の女性のお客様から支持を受けています。カラーリングや風合いが人気の要因ですが、一番は履き心地です。ストレスフリーで履いていただけるように開発をしています」
小宮山「スニーカーなのに、きちんとした場所にも履いていけそうな風合いや風格がありますよね」
鹿目「上品さや本物感も大切に、商品開発を行っております」
小宮山「この春、おすすめの商品は?」
鹿目「定番商品『メキシコ 66 デラックス』のトリコロールのカラーリング。国内外を問わず人気商品です。それから、FABRE(ファブレ)。スエードに加工を施し、あまり綺麗になりすぎないようにしていますが、上品に履けるモデルです」
オニツカタイガー表参道 NIPPON MADE
150-0001
東京都渋谷区神宮前4-24-14
03-6447-1701
www.onitsukatiger.com
〈本日のオンエア曲〉
BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY (SAMURAI MIX) / 布袋寅泰
Dreamer / Axwell Λ Ingrosso
〈次回、2/9(金)17時からの放送は?〉
イスラエル発のスキンケア、ボディケアブランドの「サボン」が、中目黒にオープンした新しいコンセプトストアをご紹介します。お楽しみに!
小宮山「オニツカタイガーは、敗戦からわずか4年後に創業された老舗ブランド。アシックスの前身です」
田中みな実「相当古い歴史があるんですね」
小宮山「実は、ナイキの創業者・フィル・ナイトさんが、オニツカタイガーの性能に感銘を受け販売代理店契約を結び、アメリカでオニツカタイガーの靴を売っていました。その後にナイキを始めたんです。ナイキのルーツは日本のオニツカタイガーにあった!」
田中「再び人気が出たきっかけは?」
小宮山「2003年公開の映画『キル・ビル』だね。主演のユマ・サーマンが黄色いトラックスーツにオニツカタイガーを履いていたことで、世界的なブームに火が付いたとも言われています」