TOKYO FM 毎週金曜日17:00-17:25
  • TOKYO FM
  • antenna

antenna* TOKYO ONGOING

2017.12.22 Fri

一流フラワーデザイナーにオーダーできるサービス、Sakaseru。

ネットで完全オーダーメイドの花を頼めるサービス「Sakaseru(サカセル)」をご紹介します。

運営会社の株式会社Sakaseru 代表・小尾龍太郎さん、フラワーブランド「J.D.CROSS」の柴直子さんに小宮山雄飛さんが話を伺いました。




完全にフルオーダー。





小宮山雄飛「『Sakaseru(サカセル)』は、どんなサービスですか?」

小尾龍太郎「オンラインで簡単に花のオーダーができるサービスです。既成のデザインではなく、完全にフルオーダー。用途やご予算、贈る相手への想いなどを聞いて、『Sakaseru』と契約している花屋のフラワーデザイナーが形にしていきます」

小宮山「相手への想いを入力するんですか?」

小尾「プロポーズでお渡しする花でしたら、『フィアンセはこういう人柄で……』といった感じで」




小宮山「抽象的な注文は、ネットだからこそできるサービス」

田中みな実「ロマンティック! 私は花屋さんでブーケを頼む時は、贈る相手の情報を伝えますよ。年齢や人柄、どんな想いで渡したいかを熱弁するんです。でも、店員さんはポカンとしていて『じゃ、ピンク系でいいですか?』と、すごくざっくりと言われてしまうことが(笑)」



人となりがわかるような情報をいただく。






今回、話を伺った場所は、ロイヤルパークホテル ザ 汐留の1階にあるフラワーショップ「J.D.CROSS」汐留店。代表の柴直子さんは「Sakaseru」と契約しているフラワーデザイナーです。

小宮山「柴さんと『Sakaseru』はどういう形で繋がっているんですか?」

小尾「デザイン力やお客さんの要望を汲み取る力が非常にある、柴さんのようなお花屋さんが、『Sakaseru』では簡単に見つかります。現在、15名ほどのフラワーデザイナーが在籍。お客様が、お気に入りのフラワーデザイナーを選んでオーダーメイドをしていただきます」

柴直子「お客様からは色々なオーダーがあります。例えば、企業からのご依頼でロゴを型取ってほしいとか。個人のオーダーで、初めてのデートで渡すためにおおげさになり過ぎずサプライズになる花を、とか。」

小宮山「初めてのデートで! 高校生の依頼じゃないですよね?(笑) かなり具体的なオーダーがあるんですね」

柴「その方のイメージに合わせ、満足いただける物を作り上げるために、チャットによる対話形式で、人となりがわかるような情報をいただくようにしています。ご夫婦の場合は記念写真や結婚式の写真を送っていただいたり。全国津々浦々からオーダーをいただいています」






小宮山「柴さんは、イギリスのトップフラワーデザイナー、ジェーン・パッカーの下で技術を取得した後、青山に自らのブランド『J.D.CROSS』をオープン。ブルガリやルイ・ヴィトンなどハイブランドのフラワーデザインも担当している一流の方なんです」

田中「そんな一流の方が、個人の依頼に応えてくれるんですか?」

小宮山「『Sakaseru』を通じて、日本全国から頼めるんです」

田中「えっ!! ホントに!? すごい!」

小宮山「田中みな実が、いつも以上に興奮してる……(笑)」

田中「こちらの要望を伝えるだけでなくチャットで会話するので、必ず意思の疎通ができるんですね。90歳になる祖父に『90』と型取ったお花を送りたい!」



元々はITエンジニア。





小宮山「小尾さんは、お花屋さんなんですか?」

小尾「元々はITエンジニアでホームページなどを作ってきました。フリーランスとなって最初にお手伝いしたのが歌舞伎町の花屋さんのホームページ。紙とペンで行われていた業務をIT化しました。その後、その花屋さんと六本木に店を開き、僕が仕入れを担当しました。街頭でガーベラを配ったことも。花屋はこんなに美しい仕事をしているのに重労働。朝4時に起きて競りに行き、お店に戻ったら閉店処理が11時ぐらいまでかかっていました」

小宮山「花屋さんは楽しくてメルヘンな感じですが、実際はたいへんなんですね」


せっかくなので、柴さんに花のオーダーのシミュレーションをしてもらいました。

小宮山「僕はミュージシャンなので、コンサートにお花を贈ることが多いんです。どんなアレンジの花を贈ればいいんですか?」

柴「贈る方の音楽の雰囲気、例えばロックなのかジャズなのかによっても、お花の質感が変わります。どこに飾るかで大きさが変わります。持ち帰っていただだきたいなら、ちょっとコンパクトにしたり」

小宮山「楽屋に置く花、三日間連続のライブ、一日のイベントなどの条件を言うと、それに合わせて作ってくれるんですね。じゃあ、今度頼みますね!(笑)」

柴「ぜひ、ご指名をお待ちしています!(笑)」


気持ちに花が添えられるような未来を。





これからのワクワク、教えてください。

小尾「例えば、お世話になっている方への感謝の気持ち。久しぶりに会った友人への気持ち。そういった気持ちに花が添えられるような未来を『Sakaseru』を通じて作っていきたいです。フラワーデザイナーという職業がもっと世の中に認知され、若い人たちが憧れるなる世の中になれば!」


田中「『Sakaseru』のすごいところは、一流フラワーデザイナーが集まっているところ。大切な日に大切な人へお花を贈りたいから、絶対に失敗したくない。そんな時に『Sakaseru』は信頼感があるWEBサイトですね」

小宮山「一年中オーダーができるので、ここぞという時に『Sakaseru』で頼んでみてください!」



放送でご紹介できなかったお話





小宮山「今後、『Sakaseru』でオーダーのできるフラワーデザイナーは増えていくんでしょうか?」

小尾「柴さんのような、とがったフラワーデザイナーをどんどん集めていきます」

小宮山「他には、どんなフラワーデザイナーがいるんですか?」

小尾「普段はエルメスやヴォーグの花を担当している方もいます。リアルの店舗があるんですが、普通はそういった花屋さんを知らないですよね。でも『Sakaseru』では、簡単に見つけることができます」


www.sakaseru.jp


〈本日のオンエア曲〉
Happy Holidays (Beef Wellington Remix) / Bing Crosby
Flowers in the Window / Travis


〈次回、12/29(金)17時からの放送は?〉
代々木上原に特化し、地域に根ざしたWEBサイト「Act Locally YOYOGIUEHARA」をご紹介します。お楽しみに!