2017.09.22 Fri
ヘディングと卓球を合わせた新スポーツ。ヘディス
注目の新しいスポーツ『ヘディス』をご紹介します。
小宮山雄飛さんのリポートです!
■頭だけで打ち合います。
お酒を飲みながら卓球ができるお店の先駆け『中目卓球ラウンジ 中目黒本室』へ。
中目卓球ラウンジ・関野申吉さん
「店はオープンから15年経ちます。最初は従業員のために卓球台を置いていました。板を張ってカフェにして、みんなで卓球をやろうと。私は中学の時に卓球部だったので。その後、ニューズウィーク日本版の人がたまたま店に来てい、ニューヨーク版に載せてくれて。世界初の卓球バーです」
中目卓球ラウンジ・関野申吉さん
今回ご紹介するのは卓球……ではなく『ヘディス』という新しいスポーツ。
株式会社マイヒーロー 『ヘディス』日本普及ディレクター 中村元樹さん
「ヘディス(HEADIS)は、ヘディングと卓球を合わせたスポーツです。基本ルールは卓球と同じですが、すべて頭だけで打ち合います。2006年、当時ドイツの大学生だったレネ・ウェグナーが発案しました。サッカー場での待ち時間にたまたま卓球台があって、サッカーボールでヘディングをしたのが始まりです」
中村元樹さん
サッカーボールでやるんですか?
中村元樹さん
「最初はサッカーボールでしたが、現在は直径約15センチの公式ボールを使っています。ゴム製で柔らかいです」
ルールは卓球と同じなんですね。
中村元樹さん
「最初のサーブだけは自分の陣地にワンバウンドで当てますが、それ以降はテニスのように来たボールをノーバウンドで返して良いです。卓球台に飛び乗ることもできますが、乗ったら一度降りて体を地面につける必要があります。サーブは三回交代です」
卓球のネット部分がポールになっているんですね。
「ボールが当たった場合、左右どちらかに落ちるようになっています。オフィシャルのヘディス・ネットです」
実際にやってみると……かなり体力を使いますね。
中村元樹さん
「1セットやると汗が止まらないですよ」
なんと、専用のユニフォームやシューズはいらないそうです。
気軽に始めらるスポーツですね。
■日本代表になれるチャンスは十分にあります。
現在、ヘディスの競技人口は?
中村元樹さん
「日本全国に300人ほどいます。日本では今年はじまったスポーツで、8月に第1回全日本ヘディス選手権が終わりました。世界大会は毎年ドイツで行われています」
今年はじまったスポーツ? チャンスじゃないですか!
中村元樹さん
「来年は地方大会から始めて、全国大会から世界大会へ。日本代表になれるチャンスは十分にあります」
関野申吉さん
「関東大会で20人くらいしか集まらなかったら、即ランキング20位ですよ(笑)」
サッカー選手は有利ですか?
中村元樹さん
「サッカー選手はヘディングに慣れ、動きも早くて良いのですが、ヘディングのやり方が違うので、どちらかというとテニスや卓球などのネット競技経験者の方がうまいです」
■みんなで盛り上げたいです
これからのワクワク、教えてください。
中村元樹さん
「ヘディスは、若い方も年配の方も、男性も女性も楽しめるスポーツです。みんなで一緒にプレーして競技人口を増やし、世界大会で勝てる選手を育て盛り上げたいです。年末には『第1回ヘディス全日本オープン』があります。たくさんのご参加をお待ちしております」
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〈本日のオンエア曲〉
Going Out Of My Head / Fatboy Slim
This / Brain Eno