2017.07.14 Fri
頭の上をペンギンが飛ぶ。サンシャイン水族館
今回は、リニューアルオープンしたばかりの池袋・サンシャイン水族館をご紹介します。
小宮山雄飛さんのリポートです!
■海洋生物以外にスカンクなども。
サンシャイン水族館は、いつオープンしたのでしょうか?
サンシャイン水族館 広報・栗原さん
「前身のサンシャイン国際水族館は、1978年にオープンしました。その後に全館工事を行い、2011年からはサンシャイン水族館として改めてオープンしています」
今はイベント『毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)』が開催中! 楽しみだったんです!
栗原さん
「2014年に開催した『もうどく展』では約20万人のお客様に来ていただき、大変好評でしたので、続編として『もうどく展2』を開催しています(9月3日まで)。海洋生物以外にスカンクなども展示しています」
スカンクのおならは猛毒なんですか!! 展示では猛毒を出さないですよね……?
栗原さん
「スカンクの隣に、おならの臭いを体感できるコーナーがあります。今回の『もうどく展2』の目玉です」
■水中でペンギンを見ているような空間づくり。
7月12日にリニューアルオープンしたばかりの屋外エリア『マリンガーデン』。屋根が水槽になっていて、頭の上をペンギンが飛んでいるようです!
サンシャイン水族館 飼育スタッフ・海獣担当 松戸利久さん
「『天空のペンギン』という名の新展示です。水中でペンギンを見ているような空間づくりを心がけました。このような変形の大型水槽では、透明な樹脂のアクリルを使っています」
向こうには、池袋の高層マンションも見えるのが不思議な空間ですね。
松戸利久さん
「サンシャインならではですね。ビルの屋上だからこそできる空間です。空も近いし、水も感じていただけます。後ろには緑も。今回のリニューアルの目玉の一つです。世界初展示と謳っています」
■サンシャイン水族館は、おいしいとこどりです!
よく水族館では、陸地部分があってペンギンが歩いてたりしますが、こちらに陸地はないのでしょうか?
松戸利久さん
「陸地部分を見ていただく水槽があります。『草原のペンギン』という新展示です。ペンギンは、南極や氷の上にいる種類よりも草原や林にいる種類の方が多いんです。こちらにいるのは、南アフリカに住んでいるケープペンギンという種類です」
南アフリカのペンギン! 暖かいのは大丈夫なんですか?
松戸利久さん
「大丈夫です。暑すぎるのは苦手ですが、南アフリカの水の中は冷たいんです」
ペンギンがお客さんに近いですが、外に出て来ないんでしょうか?
松戸利久さん
「外からは見えない柵と溝を作って、工夫しています」
海の中と草原の対比は面白いですね!
松戸利久さん
「『天空のペンギン』では、海の中を素早く泳いで獲物を捕まえる本来のペンギンの姿。『草原のペンギン』では、よちよちと歩くかわいらしい陸上での姿。サンシャイン水族館では両方見られます。おいしいとこどりです!」
夜の『マリンガーデン』は、どんな雰囲気なのでしょうか?
松戸利久さん
「夜用のナイト照明に変わり、かなりムーディーです。水槽や草原などもライトアップ。いろんな仕掛けもあります。夏は『天空酒場』というイベントで、ゆっくりお酒を飲んでいただけます(開催中。9月3日まで)」
■ココロ動かす発見がある。
これからのワクワク、教えてください!
松戸利久さん
「サンシャイン水族館は、お客様との約束で『ココロ動かす発見がある』というテーマを掲げています。小さなものから大きなものまで、いつ来ても何かしらの発見やワクワクがあります。生き物の細かいところや素晴らしいところを、どんどん伝えていければと思います」
サンシャイン水族館
www.sunshinecity.co.jp/aquarium/
〈本日のオンエア曲〉
Flying / Nice Little Penguins
To the Sky / OWL CITY