2017.03.11 Sat
サムライ・ニンジャ × アート! SAMURAIS HOSTEL
池袋にオープンした、侍とアートがコンセプトホステル、SAMURAIS HOSTEL ikebukuroをご紹介します。株式会社サムライズ 代表の藤井善英さん、忍者に扮した支配人の松永領太さんに話を伺いました。
小宮山雄飛さんのリポートです!
■黒い屋根瓦の、異質なホテル。
池袋西口から徒歩10分。住宅街の中に現れる黒い屋根瓦の建物、SAMURAIS HOSTEL ikebukuro。異質な感じです。
フロントには戦国時代の甲冑が! この甲冑、誰でも着用できて写真も撮ってくれるそうです(有料:1,000円)。
「Samurai Hostelは、侍とアートを組み合わせたホテルです。基本的には外国人向けのゲストハウスですので外国の方が多いですが、歴史が好きな日本の方などもいらっしゃいます。外国の方と日本の方の割合は半々です。地下の共用スペースはゲストの方が交流したり食事をしたり、自由に使えます」
二階の廊下はまるで城下町。子どもがナンジャタウンと間違えそう……!?
「戦国の城下町をイメージして、なまこ壁でデザインしました。二階は、それぞれにコンセプトを持たせた個室が三室。忍者部屋は一番人気があります。忍者部屋の壁は、城から外を見た風景をイメージしたアートです。女子美大生に描いてもらいました。電気を消すと、壁に忍者が現れます!」
三階はドミトリー。それぞれに戦国武将の家紋が!
「三階は、町人が集まるイメージで作りました。二段ベッドが八つ、シングルベッドが四つです。四階は天守閣。少し離れになっており、完全個室。最大で四名まで泊まれます。シャワーとトイレもあります」
■違法民泊の排除。
現在、おもに海外からの観光客の増加で宿泊施設の不足が言われています。SAMURAIS HOSTEL ikebukuroのコンセプトのひとつが、違法民泊や闇民泊の排除だそうです。
「民泊と聞くと、良いイメージのない方が多いと思います。ゴミの問題や、分譲マンションで隣の家に色々な外国人が泊まってクレームがあったり……。我々はしっかりコンプライアンスを守り、許可を取っています。SAMURAIS HOSTEL ikebukuroは大きな意味で民泊ですが、外国の方とコミュニケーションを取れる場を合法的に提供していきたいという想いがあります」
国土交通省と厚生労働省は、2017年通常国会に「民泊新法(住宅宿泊事業法)」の法案を提出するそうです。注目です!
■文化交流ができる場。
株式会社サムライズ 代表の藤井善英さんが考える、これからワクワクとは?
藤井善英さん
「侍や忍者だけではなく、他の違う日本文化をコンセプトにしたゲストハウスの計画があります。海外の方と自然に話せて文化交流ができる場を、どんどん提供できればと考えています」
www.samurai-s.co.jp/
〈本日のオンエア曲〉
drawing (Kan Sano Remix) / mabanua
Only A Woman (ft Josephine Oniyama) / Matthew Halsall & The Gondwana Orchestra