2017.02.25 Sat
ボードゲームが約950種類。プレイスペース『DEAR SPIELE』川口正志
今回は、ボードゲームの世界をご紹介します。東中野にあるボードゲーム専門のお店、プレイスペース『DEAR SPIELE(ディアシュピール)』の代表、川口正志さんに話を伺いました。
小宮山雄飛さんのリポートです!
■部屋に入りきらなくなったので、店を始めました。
店内に、たくさんのボードゲームが並んでいますね!
川口正志さん
「海外のゲームを購入できて、ゲームを遊んでいただけるできる場所です。平日は1時間300円で上限が1,500円。休日は1時間400円です。6時過ぎからスーツの方が集まりますね。平日はお一人で来る方が多く、休日はカップルやグループで来る方が多いです。一人でもできるゲームもあります」
全部で何種類くらいのボードゲームがあるんですか?
川口正志さん
「約950種類ほどあります。3年かかっても遊び尽くせないの量です」
この世の中に、950種類もボードゲームがあるんですか?
川口正志さん
「結構あるんですよ。世界で毎年2,000種類のゲームが出ていますから。個人的に1,000種類以上のボードゲームを持っていたんですが、部屋に入りきらなくなったので店を始めました」
オススメのボードゲームは?
川口正志さん
「最近人気のあるのは『アイスクール』。起き上がり小法師のようなペンギンを、指で弾くんです。アクション・ゲームというジャンルです。ルールは鬼ごっこと同じ。鬼は、他のペンギンに当てることで得点になります。おっかけられる方は、扉をくぐると扉に置いてある魚をもらえて得点になります。やってみると意外に難しいですよ!」
■テレビゲームに、疲れてきたのではないでしょうか。
世界的に、再びボードゲームの人気が出ているそうですが、何か理由があるのでしょうか?
川口正志さん
「テレビゲームに、疲れてきたのではないでしょうか。ドイツがボードゲームをたくさん発売しているのですが、ドイツでは食事のあとに家族で楽しむことで発展しています。一人でやるテレビゲームも楽しいですが、家族や友人で遊ぶゲームの方がおもしろいことが、世界へ伝わっているのでは?」
ゲームのオタクがやっている印象があったんですが、むしろ家族向けなんですね。
川口正志さん
「ボードゲームは一人ではできないので、家に籠っているオタクみたいな方がやろうと思っても難しい。お店に来るプレイヤーのみなさんは、コミュニケーション能力が高いですよ!」
■節電のためにたまたまやったのが、ボードゲームだったんです。
川口さんが、ボードゲームに目覚めたきっかけは何ですか?
川口正志さん
「2011年に東日本大震災があった時、テレビゲームをずっとやっていたんですが、節電のためにたまたまやったのがボードゲームだったんです。そこからどんどんハマって。気分が沈んでしまうから遊ぶことはやめたくない、でも電気はあまり使いたくない。そんな時に、ボードゲームが活躍したんです」
ボードゲームは『対象年齢が8歳以上』がほとんどですが、その理由は?
川口正志さん
「小学生とその弟さんや妹さんにゲームを教える機会があったのですが、8歳未満ですとルールを理解できないんですね。それから、座っていられないので20〜30分ゲームをするのはなかなか難しい。ボードの前で落ち着いてゲームをすることは、習慣付けとして教育面でとても良いんです」
■人と人のつながりが大切になる。
川口正志さんが考えているこれからのワクワク、教えてください!
川口正志さん
「お父さん、お母さんからお子様へボードゲームを薦めることはあると思いますが、お子様の方から家族や友だちへボードゲームをやろうと薦める流れができて、対面して楽しんいただける未来が来れば。人と人のつながりが大切になります」
www.dear-spiele.com/
〈本日のオンエア曲〉
Squeeze Me (Music from "The SpongeBob Movie Sponge Out of Water") / N.E.R.D
Boom! / Maia Hirasawa