2017.01.21 Sat
日本中の犬を幸せに。アニマルプラザ『犬のようちえん』
今回は、『犬のしつけ』がテーマ。日本初の子犬のしつけ教室『犬のようちえん』を運営する、有限会社アニマルプラザの北澤雪乃さん、青山恭子さんに話を伺いました。
小宮山雄飛さんのリポートです!
■人の幼稚園と同じように。
渋谷駅から徒歩10分ほどにある『犬のようちえん』松濤教室。こちらでは、どんなことをしているのでしょうか?
北澤雪乃さん
「『犬のようちえん』では、ワンちゃんをお預かりしてしつけをしています。人の幼稚園と同じように、朝から夕方までトレーニングをしている〈通園スタイル〉です。24回からのコース制で、週に2〜3回通っていただきます。受付時間は朝10時〜夜7時まで。2000年の開業当時、日本にこのようなサービスは他になく、何ヶ月も預ける訓練所だけでした」
しつけの内容を教えてください。
北澤雪乃さん
「子犬の時にしかできない、〈社会科〉がメインです。知らない人を怖がらないようにしたり、散歩をしている時にすれ違う犬を怖がらないようにします。散歩中の小型犬に多いのですが、怖くて吠えてしまうんですね。それを防ぐために、小さい頃から他の犬と交流を持って遊んだりしています」
こちらでは、どんな犬が多いですか?
北澤雪乃さん
「チワワが多いです。チワワは小さいながら、気が強いですね。小さくてかわいいのでおうちで甘やかされて育って、噛んだり吠えたりという問題が多い犬種でもあります」
子犬の社会化にとって最も大切な時期は、生後2〜3ヶ月までの社会化期。次に生後5〜6ヶ月〜1才位までの間の第2社会化期なのだそうです。
■話しかけることは大事。
『犬のようちえん』のトレーナーのみなさんは、まるで幼稚園の園児に声をかけるように犬へ話かけています。
青山恭子さん
「話しかけることは大事ですね。いいことをしたら褒めてあげて、悪いことをしたらダメだということを教えてあげます。入園していただいたら、まず〈ハウストレーニング〉ということをやります。ハウスはいいところだよということを教えてあげると、安心して一日をようちえんのハウスで過ごすことができます」
『犬のようちえん』では、飼い主の家へ行って引き継ぎもしているので、飼い主の言うことも聞くようになるそうです。
■日本中の犬を幸せに。
北澤雪乃さんが考えているこれからのワクワク、教えてください。
北澤雪乃さん
「アニマルプラザが、『日本中の犬を幸せに』というミッションを掲げています。飼い主さんと犬に向き合って、一頭でも多くの犬が幸せになること、飼い主さんが幸せに過ごせることをお手伝いしていきたいです」
www.animalplaza.co.jp/
〈本日のオンエア曲〉
Been Caught Stealing / Jane’s Addiction
お犬様 feat. 尼ンダ / レキシ