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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/8/15)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。


今週、番組が注目したのは、この4組です。
■カナダのファンタジア国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した「太秦ライムライト」主演の福本清三
■数学のノーベル賞「フィールズ賞」を女性で初めて受賞したイラン出身のマリアム・ミルザハニ
■男子ゴルフ全英OPに続き全米プロでメジャー連勝を果たした、ロリー・マキロイ
■首位ホークス相手に7回2失点で先発初勝利を挙げた、楽天のドラ1、松井裕樹



facebookページでの皆さんの投票では、福本清三さんが注目を集めていますが、
今週、中西さんが注目したのはこちら!



全米プロでメジャー連勝を果たした、ロリー・マキロイ


日曜日の「全米プロゴルフ選手権」の最終日、マキロイは単独首位でスタート。
1イーグル、3バーディ、2ボギー、通算16アンダーで最後は、1打差で逃げきり、優勝を果たしました。
これで、3週間前の「全英オープン」に続いて、メジャー2大会連続優勝。メジャー通算4勝目。
前の週では「ブリヂストンインビテーショナル」も制していて、トーナメント3連勝、強さが際立っていますね!この優勝でゴルフ界に「マキロイ時代到来」という印象づけていると感じました。
2007年に17歳でプロデビュー。今年まだ25歳です。

この大会の最終ホールでは、こんなことがありました。

雨による中断が響いて、マキロイがこの日スタートしたのは午後4時19分。
最終ホールに現れたときにはすでに夕闇が迫っていて、いつ日没サスペンデッドになってもおかしくない
状況でした。ひと組前は、優勝争いをしていた、ミケルソンとファウラーでした。

どんな名選手でも、中断をして一日経てば、集中力に影響して流れが変わるもの・・・。
ところが、ティーショットを終えたミケルソンとファウラーは、
普通は前の組が2打目を打ってから、ティーショットを打つんですが、マキロイに対して、
「自分たちが2打目を打つ前に先にティーショットを打ってくれ」と声をかけました。
サスペンデッドになるときには、ホーンが鳴らされるんですが、その前にティーショットさえ打っておけば、
プレーが許されるので打たせたということです。

しかもこの2人、ファウラーはイーグルパット、ミケルソンは3打目のアプローチを残してわざわざグリーンを空けて、視界の明るいうちに、マキロイに第2打を打たせたんです。まあ、この2打目はバンカーに入ったんですけど。
そのあとにミケルソンは、あわやイーグルというアプローチで入りそうだったんですけどね。
ファウラーは残念ながらイーグルパットを外してしまいました。
そんな配慮もあって、マキロイは最終ホールをパーで締め、優勝が決まりました。
1打差の2位にはミケルソン、2打差の3位にファウラーという結果でした。

この先輩たちの紳士的なプレーに、マキロイは優勝スピーチで、自分の優勝のことより
「彼らがこういうことをしてくれた。スポーツマンシップをありがとう」と、2人に対する感謝の言葉を繰り返しました。
こういう、正々堂々とフェアプレーをするというのは素晴らしいですよね。



今週の「ウィークリーパーソン」は、全米プロでメジャー連勝を果たした、ロリー・マキロイに注目しました。