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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/6/13)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■W杯開幕戦で審判団を務めた、西村雄一主審と、相楽亨、名木利幸副審

■テニス全仏オープンを制した、男子のラファエル・ナダル&女子のマリア・シャラポワ

■AKB48 総選挙で1位に輝いた「まゆゆ」こと、渡辺麻友

■センターは渡さない!スポーツ紙の大相撲総選挙で3年連続の1位に輝いた、大関 稀勢の里

facebookページでの皆さんの投票は、1位 日本審判団、2位 AKB48総選挙となっていますが
今週、中西さんが注目したのは…


開幕戦を裁いた、日本の審判団


今朝、試合が終了した2014年 サッカーW杯ブラジル大会の開幕戦。
ブラジル vs クロアチア戦 3−1でブラジルが勝ちましたが、その開幕戦の審判団を務めた3人、西村雄一主審と、相楽亨、名木利幸副審。
日本人の審判がW杯の開幕戦で笛を吹くのは、W杯史上でも初めてのことです。
あたりまえですが、開幕戦で笛を吹くというのは名誉なことです。これはしっかりと言っておきたいですね。
今までのことが評価されていないと、当然ながら吹くことはできません。


西村さんは前回、南アフリカ大会でも相楽副審とともに参加し、4試合を裁いているんですよね。
そのとき、この番組「クロノス」にも来て下さいました。
西村さんは、1999年に1級審判員として登録され、2004年から国際審判としてアジアカップやロンドン五輪などで審判を務めてきました。
副審の相楽さんは、栃木県出身の国際副審。
2007年7月のAFCアジアカップや、この年のUー17 W杯では、決勝の副審を務めています。
名木さんは、高知県出身で、高知県サッカー協会の理事も務める国際副審。日本初のプロフェッショナルレフェリーでもあります。
ちなみに現在、日本サッカー協会には20万人のサッカー審判員が登録されていますが、国際審判はわずか7人のみ。西村さんは名実ともに日本を代表するレフェリーといえると思います。


実は今回、西村さんが主審を務めることが決まったとき、地元ブラジルのメディアはいち早く西村さんを
写真付きで紹介しました。その見出しが「因縁の審判員」。
実は、西村さんが前回の南アフリカ大会で主審を務めた準々決勝のカードは、ブラジル vs オランダでした。
このとき、ブラジルのフェリペメロ選手が相手の体を足で踏んだんですよ。これが意図的に見えるものだったんですが。そこで即座にレッドカードを出して、西村さんが退場させたんです。
これによって、ブラジルの有力紙「グロボ」の電子版は、西村さんのことを「精力的で規律がある」と評価しながら、「ブラジル人には良い記憶を思い起こさせない」と伝えています。
前回大会の負けたときの主審ですからね…。そういうイメージになる可能性はありますけれど。
今回、開幕戦は3-1で、2点目がブラジルのPKだったんですけど、このPKは、ともすればPKじゃないと判定されることもあったかもしれませんが「肩に手がかかっていた」ということで、手を使ったペナルティエリア内のファウルは今回しっかりとるぞ!という、最初の試合は基準になるので、そこを西村さんは優先したのかな、という感じがします。日本代表もこれは気をつけなければいけないかもしれませんね。

今回、再びW杯の主審という栄誉を担うことが決まった時、西村さんはこう話していました。
「W杯に向け、多くの人が準備を支えてくれた。毎試合、キックオフの笛に感謝の気持ちを込めたい」

まずは開幕戦で笛を吹きましたが、このあとも重要な試合で笛を吹くことになるでしょう。
3人の審判団の今後の活躍にも注目です。



今週の「ウィークリーパーソン」は、W杯開幕戦で審判団を務めた、西村雄一主審と相楽亨、名木利幸副審に
注目しました。