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番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2014/4/25)

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金曜日は、番組がその週で最も注目した人物に
フォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。


■「人生で一番おいしかった」とオバマ大統領も絶賛。「すきやばし次郎」の寿司職人・小野二郎!

■ブンデスリーガでの日本人最多ゴール数タイの13ゴール目を決めた、岡崎慎司!

■女子ツアー史上最年少優勝を果たしたアマチュアゴルファー、勝みなみ!

■ライバルのレッドソックスに勝ち、31連勝を決めたヤンキース・田中将大!

facebookページでの皆さんの投票は1位が勝みなみとなっていましたが、
今週、中西さんが注目したのは…


小野二郎!

「人生で一番おいしかった」…オバマ大統領がこう言って折り紙をつけたのが、来日直後に安倍総理やキャロライン・ケネディ駐日大使と共に夕食を楽しんだ、銀座の「すきやばし次郎」。
銀座のテナントビルの地下にあって、10席しかない小さなお寿司屋さんですが、7年連続でミシュランの3つ星に輝く名店です。行ったことはなくても、皆さんも名前は聞いたことがあると思います。そんな名店を一代で築いたのが店主の寿司職人・小野二郎さんです。


小野二郎さんは1925年に静岡県天竜市で生まれ、7歳で地元の料理屋に奉公に出ます。その後、東京に出て26歳で寿司職人となり、1965年、東京・銀座に「すきやばし次郎」を開業しました。
江戸前寿司の伝統を受け継ぎながらも繊細で革新的な小野さんの寿司は、多くの美食家をうならせ、1994年にはグルメの本場、フランスのヘラルド・トリビューン誌で「世界のレストラン」第6位に選出。2011年にはアメリカのデヴィッド・ゲルブ監督が描いたドキュメンタリー映画「二郎は寿司の夢をみる」が30か国で上映され、「すきやばし次郎」は世界に知れ渡りました。
オバマ大統領もこの映画を見て「すきやばし次郎」に興味を持っていた、といいます。


ネタの鮮度や温度といった品質に対するこだわりはもちろん、お客さんの嗜好や食べるペースなど、常に完璧で繊細なサービスを提供する小野二郎さんは今年88歳。ミシュランの三つ星店の現役料理人では最高齢とされる小野さんは、いまも毎日カウンターに立って寿司を握ります。そして、お店に出ていないときも、手袋をして手を守っているそうです。


今や、日本に約6万軒とも言われる寿司店の頂点ともいえる名店「すきやばし次郎」の寿司は、おまかせで3万円から。決して安くはないですが、それでも訪れる人は後を絶たず、現在も6月までは予約でいっぱいだそうです。一度は訪れてみたいですね。


今週のウィークリー・パーソンは、寿司職人の小野二郎さんに注目しました。