番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2013/4/12)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする
「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■自身の記録を塗り替え、47歳7ヶ月でセ・リーグ最年長先発勝利を記録した、中日、山本昌!
■開幕1週間でクローザーの座を射止めた、MLBシカゴ・カブス、藤川球児!
■ブンデスリーガ史上最速で優勝を決めたサッカー、バイエルン・ミュンヘン!
■開幕2連勝を飾ったルーキー!和製ライアンこと、ヤクルト、小川泰弘!
facebookページでの皆さんの投票では、ダントツですね!
山本昌投手となっていますが、今週、中西哲生が注目したのも…
山本昌!
プロ30年目、球界最年長、47歳7ヶ月の山本昌投手。
9日、ナゴヤドームで行われたヤクルト戦に先発して、自らの持つセ・リーグ最年長登板記録を更新。
これだけでも立派だと思うんですが、ヤクルト打線6回を1安打無失点です。
すばらしいピッチングで勝利投手に。
自身の最年長先発勝利のプロ野球記録も更新しました。47歳7ヶ月です!
しかもこの勝利は、中日の連敗を3で止めた貴重な勝利でもありました。
高木守道監督が「今日はマサしかいないでしょう!」と語るのも、当然のピッチングだったと思います。
順調なスタートを切った山本昌投手ですが、今シーズンはここまでアクシデント続きだったんですよね。
2月の沖縄キャンプでは、食あたりで救急車で病院に運ばれ、
それが治まったかと思うと、今度はインフルエンザに感染。
さすがの大ベテランも、これで調整不足ということで、開幕ローテーション入りは逃し、
この日ようやく1軍に登録されたばかりでした。
チームは連敗中でしたが、山本昌投手の初登板に、チームはもちろん、
スタンドのファンも一つになって戦ったような試合に、
彼の人望の厚さを感じた方も多かったと思います。
今季初勝利を挙げた山本昌投手は、試合後、照れくさそうな表情で、
「こうなるとは予想していなかった。すんなり最初から勝てたのでうれしい。」と話していました。
僕も名古屋に住んでいる時に、山本昌投手と会ったこともありますし、
新幹線のホームでたまに会いますけど、本当に体は大きいんですけどね。
しっかりこの年齢まで体をケアしながらやってきたことで、
身体的な力もうまく長く生かせているのかなと思います。
僕の3つ上です。でもまだまだバリバリの現役!
これからもますます同世代たちを勇気づけてほしいと思います。
昌さん、これからもがんばってください!