番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/1/27)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■ダボス会議で講演し、“絆”の大切さを訴えた俳優・渡辺謙!
■テニス全豪オープンでベスト8進出を果たした、錦織圭!
■1年をかけヨットで世界一周を達成した16歳、ラウラ・デッカー!
■悲願の全日本選手権初優勝に涙…卓球・福原愛!
facebookページでの皆さんの投票は、錦織圭選手が断トツの1位です。
そして今週、中西さんが注目したのもこの方!
錦織圭!
オーストラリアで行われているテニスの全豪オープンで、第24シードの錦織圭は
第6シードのツォンガをフルセットの末に下し、ベスト8入りを果たしました。
試合後のインタビューでは「ベスト8は何も考えられないくらい嬉しいです。」と語った錦織選手。
この試合について中西さんは、「本当に難しい状況の中、フルセットで勝利…という試合だったんですが、
このツォンガという選手のサーブがですね、去年の年間サービスエース1位ということで
その220キロ台後半のサーブを受けながら、そのリターンをしっかり返しながらも
相手を破るというシーンが何度もありましたよね。で、何が素晴らしかったかというと
最後の最後まで集中力が切れなかったところですね。フルセットの試合で、しかもあれだけ暑い中での
しっかりとしたストローク…!最後の一番プレッシャーのかかる中でも
あれだけの正確なストロークという。本当に感動しましたね!」とおっしゃっていました。
そして迎えた準々決勝、世界ランク第4位で前年準優勝のアンディ・マリーと対戦した錦織。
こちらは残念ながら、3-6、3-6、1-6のストレートで敗れてしまったのですが、
格上の選手を相手に「惜しい!」と思わせるシーンも何度かありました。
中西さんは「僕がすごく印象的だったのは、もう敗色濃厚となった第3セットの後半
試合に負ける直前のポイントを錦織選手が取ったんですが、すごいラリーだったんですよ!
ああいう、最後の最後まで全力のプレーで観客を引きつけられるというのは、
錦織圭選手の今後にとって、大きな力となるでしょうね。今回は体力的にもすごく大変な
トーナメントだったと思うんですが、彼が今回学んだのは“自分に足りないもの”。
そして何より、四大大会で準決勝・決勝と勝ち進むには“体力”と“体力配分”が必要だということ。
これが分かったことが非常に大きいのかな、と思います。今後、全仏・全英と試合がありますが、
僕はウィンブルドンは十分にチャンスがあるんじゃないかと思いますね。」
とおっしゃっていましたよ。
今週の「ウィークリーパーソン」は、テニス全豪オープンでベスト8進出を果たした
錦織圭選手に注目しました。