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引退表明をした【イチロー】をピックアップ!(2019/3/22)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。


2019年3月22日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。





今週は、人気ゲームのコラボイベントの話題で盛り上がったようですよ。


第3位【 ガチャピンモード 】

第2位【 ムック 】

第1位【 ガチャピン 】

人気スマホゲーム『グランブルーファンタジー』が5周年を記念したキャンペーンを実施。
その中で「毎日最高100連ガチャ無料ルーレット」でガチャピンモードとムックモードというモードに突入するとスペシャルなことが起こるようです。とにかく盛り上がっているようですね。





この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、週間急上昇ワードで4位にランクされた【 イチロー 】です。東京ドームで行われた開幕シリーズのアスレチックス戦に2試合続けて先発出場を果たしたマリナーズのイチロー選手。昨日の試合後、記者会見を行い、現役引退を表明しました。










◆引退してなお期待があるという選手

速水 今日は、スポーツライターの小林信也さんに電話を繋いでいます。
小林さん、おはようございます!


小林さん おはようございます。


速水 イチロー選手、このタイミングでの引退なんですが、小林さんは、これを予想されてましたでしょうか?


小林さん こういうことだろうな…というのは、だいたい予想していました。
イチロー選手のコメントの中にもありましたけども、こういう契約だったというのは、去年から決まっていたことなんですよね。


速水 今シーズンのキャンプ終盤で…という話もされていましたけど、やっぱりそこが、直接の引退の決断のタイミングなんでしょうかね?


小林さん そうですね、これが決まっていたんだけれども、もしかして、延びることも可能性としてはあったけれども、やはり予定通りということだったと思います。


速水 常々50歳まで、最低50歳までやるんだ、現役続けるんだ!というふうに言われていましたけども、それは叶わなかったということですよね。


小林さん そうですね。目標として掲げていたということですけど、難しかったなということですね。


速水 昨日の会見の中でもいろいろイチロー選手らしい発言があったわけですけど、中でも、頭を使わないと出来ない競技である野球が、アメリカでは今、使わない傾向が止まらない。なんていう話をしていましたけど、こういう言葉が出てくる背景について、何か思い当たることはありますか?


小林さん 一つはパワーが優先というのがありますし。それから、データがあまりにも進んでしまった。今回の東京ドームの試合を見ていても、びっくりするような守備位置というのがありました。サードがセカンドの位置に行ったりとか、そういったことも含めてのことじゃないかなと思うんですよね。選手以外のものによる決まり事みたいなものもすごく多くなっているということですよね。


速水 アメリカでは特に守備時のシフトであるとか、野球自体がデータ中心になってきて、変化していく中で、イチロー選手がそれを見てきていて、そういう変化を感じていたと?


小林さん そうですね。あれはすごくイチロー選手らしいというか、イチロー選手の野球に対する思いとか、野球観が非常に出ていたんじゃないかなと思いますね。


速水 なるほど、哲学的な部分、特に野球に対しての思いを持っていますもんね。
改めて、イチローという選手を振り返ってみて、たくさんあるんですけど、偉大な部分をいくつか挙げてもらっていいでしょうか?


小林さん 実はイチロー選手がなぜ打ててたのかというのは今もって謎なんですよね。振り子打法というように日本では、だから打てるんだと思われていたのに、アメリカに行ったら振り子じゃなくなってましたもんね。


速水 そうですよね。


小林さん 振り子じゃなかったんだ…と。だから、目に見えないところでイチロー選手は、ボールとの距離をものすごく測っていた。それをよく、目が良いとか言われますけども、実は、裸眼の視力は0.6とか言われていて、決して目が良いわけではないんですよね。そういう意味では、これからイチロー選手が現役を引退して、そういった秘密をどのような形で表現してくれるのかな?と、僕はむしろ、そこに期待がありますよね。それくらいね、“引退してなお期待があるという選手”ですね。


速水 ちなみに、今後の身の振り方はどんな可能性があるんでしょうか?


小林さん 経済的には余裕があるので、引退しても年俸を受け取れるような契約をしていますから。記者会見のコメントの中で、草野球選手という言葉もありましたね。その昨日の会見でも、メディアの方々と距離の取り方が非常に独特で厳しさがありますよね。


速水 独特でしたね、ダメ出しとかしてましたもんね。


小林さん つまらない質問とか、ちょっとわかっていないと、きちんとそこをね。その中で、野球のルールも、今日限り変えませんか?と、日本のアマチュア規制みたいなものとか、甲子園とか、いろいろな組織の在り方、それをイチロー選手は、なにか提言するというよりは、イチロー選手がそこに存在することによって勝手に変わらざるを得ないような。つまり、例えば、イチロー選手が、何らかの形で日本の野球界に入るとすれば、ちょうど昨日の記者会見みたいに、今の規則おかしいんじゃない?なんでそんなことなの?ってね、イチロー選手に言われたら変わらざるを得ないような、そうやって日本の野球界がこれから変わっていくかなという期待もありますね。


速水 なるほど、わかりました!
小林さん、お時間が来てしまいました、すいません。今日は、ありがとうございました!


小林さん はい、ありがとうございました。









◆イチローの記録





















◆記者会見でのイチロー節