中西&速水で熱戦が続くW杯を語ります(2018/6/29)
金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。
2018年6月29日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。
第3位【 地震 】
26日、広島県北部と千葉県南部で震度4を観測する地震がありました。
第2位【 アルゼンチン 】
現在ロシアで行われている、サッカー・ワールドカップ。アルゼンチン代表が26日にメッシ選手の大会初ゴールなどで、崖っぷち最下位から見事、決勝トーナメント進出を決めました!
#ARG left it late. So, very late.
— FIFA World Cup ?? (@FIFAWorldCup) 2018年6月26日
Next up on Saturday…..#FRA.?? pic.twitter.com/RpDaYrOsSx
第1位【 本田 】
3大会連続ゴールを決めました!一時は批判も受けましたが、全部ひっくり返す活躍!さすが本田選手です!今週、最も注目を集めました!
外国人の記者に日本の強みは?って聞かれて
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年6月26日
犠牲心です。って答えた。
日本にはあかんとこも沢山あるけど、一方で他には逆立ちしても真似できひん美徳もありすぎて難しいのよね。
あと美徳を英語で言うのがむずい。。
この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、週間急上昇ワードでトップ30のうち29がすべて2018 FIFA ワールドカップ関連のワードとなりました!
日本代表はもちろんですが、とにかく様々なドラマが生まれ盛り上がりを見せています。街の声は、決勝トーナメントに向け、東京・渋谷で盛り上がるサポーターの声です。
◆街の声
「決勝トーナメントに進出できたのは嬉しい!けど、もっと攻めて欲しかった!」(女性)
「1点決めて欲しかったです。引き分けにして欲しかった。注目の選手はルカクですね」(男性)
「スペイン対ポルトガルをもう一度やって欲しいです!」(男性)
「土壇場から這い上がってきたアルゼンチンに注目しています!」(男性)
◆フェアプレーの積み重ね
速水 今日は中西さんと一緒にお届けしていきます。リスナーからメッセージがきています、「サッカーのことよくわからないので教えてください、フェアプレーポイントってなんですか?」ということですが、僕も正直、よくわかんなかったんですけど、今回、日本はセネガルと勝ち点が一緒、そして得失点差も一緒だったので、このフェアプレーポイントで勝ち上がったわけですよね?
中西 そうですね。細かい説明はたくさん時間かかってしまうので、例えば、警告(イエローカード)を受けたら-1ポイントで、日本は-4でした、川島、長谷部、乾、それからポーランド戦の槙野で計4回イエローカードを受けました、それがセネガルより少なかったので決勝トーナメント進出となりました。やっぱり、フェアプレーを謳っているFIFAですから反則が少ない方が当然良いでしょうし、悪質なファールに関してはかなり厳しいです。で、グループGの最後の2試合を除いて、これまで3試合終えた日本のファール数は28で全体で最小です。
速水 日頃の行いが良かったことが、功を奏したわけですね。
中西 それと同時に、日本は今大会で新しい記録を作っていて、それは、日本はセネガル戦を終えて19試合連続でレッドカード無し。日本がワールドカップに初出場してから1度もレッドカードを受けたことがない。そういうことも非常に大きかったかなと思います。で、ちなみに、その前に記録を持っていたのがコロンビアでした、コロンビアの記録が止まったのが、初戦の日本戦でのレッドカード。それで記録が止まって、それが18試合でした。
速水 なんか象徴的ですね。
中西 そこで日本が並んで、次のセネガル戦で19試合にし、今日のポーランド戦で記録を20試合まで伸ばしました。つまり日本としては、積み重ねてきたことによって、今回のフェアプレーポイントで上がれたということで、これは偶然ではないと思います。
速水 これは、評価されるべきポイントというわけですよね。他にもいろいろな話を伺っていきたいんですけど、これでベスト16が出揃いました、いろいろなドラマもありましたね、その中で、中西さんが注目するポイントを教えていただけますか?アルゼンチンもブラジルも苦戦してましたよね。
中西 でも、しっかり勝ち上がってきました。その中でも、まさかドイツが…。ドイツは第2戦でアディショナルタイムでゴール決めて、ギリギリ踏みとどまって、これでまとまるかな?と思っていたら、韓国に2-0で負けましたよね。
速水 前回の優勝国が負けてしまうことがくり返されますけど、原因はなんでしょうか?
中西 それは当然、ターゲットになっていますよね?前回大会のドイツはいろいろなパターンで崩す、それから、ワンタッチでいろんな角度からボールを入れていくことを意図的にやってきました。けど、その辺りを各国がかなり対策をしてきたように思えます。そうやって対策をされたときに一番有効な手段がなにかというと、パスをするときにやめる、シュートする瞬間にやめるなど、最後の判断を変えられる選手が何人いるかということなんですが、ドイツはブラジルのように5人も6人もいなかったというところで、相手にある程度パターンを読まれていたということがあったと思います。
速水 なるほど!そして、グループリーグで、注目選手といいますか、おっ、出て来たな!?という選手はいますか?
中西 元々、良い選手はほぼ全てチェックし尽くされているので、これといっていませんけど、見ている中だと、ブラジルの選手が抜きん出ているなということは間違いないと思います。
速水 これは、選手個々のレベルがってことですか?
中西 ようするに、各チームのエースになるような選手が、ブラジルには5人から6人いるような状況ですね。途中から出て来た選手でユベントスのドウグラス・コスタという左利きの選手がいるんですけど、この選手がすごい選手で、ブラジルを救った選手の一人で、他の国にいたらエースのような選手ですね、当然ネイマールもそうです、コウチーニョもそうですけど、そういう選手が当然のようにいます。個々に素晴らしい選手が揃っているので、ブラジルが抜きん出ている感はありますけど。
速水 となると優勝候補は?
中西 僕は最初からブラジルと言っているので、ブラジルですね。あとは、トーナメント表を見てみると、スペインが逆側からきていて、実は逆側は強いチーム揃ってますけど、スペイン以外、本命無きブロックなんですよ。ブラジル、そして日本がいるブロックは、ウルグアイ、ポルトガル、フランス、アルゼンチン、メキシコ、ベルギーとものすごく厳しいブロックになっています。
速水 疲弊しないと考えるとスペインにもチャンスはあるぞと?
中西 ただスペインには守備に問題があるのと、あと攻撃の組み合わせの最適解を見つけてないので、それを決勝まで見つけて、勝ち続けられるかというのがポイントじゃないですかね?
◆いろいろなジンクス
98年優勝フランス????
— 柏のひと????フランス優勝予想(全力でフォロバしてます) (@ReysolFellow) 2018年6月27日
→02年GL敗退
02年優勝ブラジル????
→06年ベスト8敗退
06年優勝イタリア????
→10年GL敗退
10年優勝スペイン????
→14年GL敗退
14年優勝ドイツ????
→ 18年GL敗退(★NEW★)#ワールドカップ #GER
ここ数大会のジンクスが続いてしまった…
日本代表 W杯の成績
— 知久 貴幸 (@tkyls___ck27) 2018年6月28日
1998年 グループリーグ敗退
2002年 ベスト16
2006年 グループリーグ敗退
2010年 ベスト16
2014年 グループリーグ敗退
2018年 ベスト16 ←new
ポーランド W杯GLの成績
2002年 負 負 勝
2006年 負 負 勝
2018年 負 負 勝 ←new
ポーランド最終戦絶対勝つジンクスが続いた…
ロシアは初戦勝利
— ハム太郎 (@mizo_okikoku) 2018年6月27日
開催国は初戦負けない
ドイツはハマってしまった
前回王者は決勝Tにいけない
ポルトガルはどーなるか
前年度バロンドールとった人がいる国はワールドカップ優勝できない
ワールドカップってこーいうのジンクスあるから面白い
W杯ジンクス、何か他にもあったよな。外国人監督だと優勝しないとか開催国と同じ大陸の国が優勝するとか…。ググると七不思議だったり五つしかなかったりだからどれが正しいんや?!(笑)
— トオル (@darkmoon999) 2018年6月28日
◆破られたジンクス
W杯開幕イヤーに監督交代させたナショナルチームで、グループステージ突破できたのは過去10チーム中1チームでした。
— アルビレックス新潟 J1再昇格祈願 (@bartret) 2018年6月29日
それがロシア大会では、日本とスペインの2チームが、決勝トーナメント進出ですよ!!
半端ないジンクス破り!!
ちなみに日本は数あるWカップジンクスにおいて、
— ねこ (@NEKOmk3) 2018年6月28日
・Wカップの大陸別予選で初戦黒星でスタートして、最終的に予選突破したチームは皆無
・Wカップでアジアは南米勢に絶対勝てない
・Wカップイヤーに監督交代したチームでグループリーグ突破例は皆無
の三つを打ち破っています。
韓国がGL突破したら日本も突破するけど(02年、10年)、韓国がGL敗退したら日本も一緒に敗退するというジンクス、今大会で払拭できましたな。
— いしかわごう (@ishikawago) 2018年6月28日
◆イングランド優勝か!?
2010年
— Ben Mabley(ベン・メイブリー) (@BenMabley) 2018年6月24日
ペップ・グアルディオラがスペイン????のクラブで監督を務めていた。
W杯優勝国:スペイン????
2014年
ペップ・グアルディオラがドイツ????のクラブで監督を務めていた。
W杯優勝国:ドイツ????
2018年
ペップ・グアルディオラがイングランド??????????????のクラブで監督を務めている… https://t.co/8z95n3cO0A
1966年
— Ben Mabley(ベン・メイブリー) (@BenMabley) 2018年6月27日
レアル・マドリードが欧州制覇
バーンリーは欧州大会出場権獲得
マンチェスター・シティは所属するリーグで優勝
チェルシーは5位
イングランドがW杯優勝
2018年
レアル・マドリードが欧州制覇
バーンリーは欧州大会出場権獲得
マンチェスター・シティは所属するリーグで優勝
チェルシーは5位… https://t.co/P1wuyRRmxd