ミスをもショーにしてしまう “第89回アカデミー賞”(2017/3/3)
金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介。
2017年3月3日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきます。
第3位【 シノ 】
TBS系列で放送のアニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」の第45話で衝撃の展開!キャラクターのひとり、シノが戦闘で死んだのか…それとも…!?
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第45話『これが最後なら』先行カット紹介その4です。実働一番隊こと「流星隊」隊長のノルバ・シノ。そして彼の乗機「四代目流星号」を整備するヤマギ・ギルマトン。彼らもまた戦場へ。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/f3njbvQ41s
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年2月24日
第2位【 プレミアムフライデー 】
2月24日、月末の金曜日は退社時間を早めて、普段出来ないことを楽しもうというプレミアムフライデーがスタート。ツイッターでいろんな意味で盛り上がりました。
第1位【 地震 】
28日夕方、福島県沖で震度5弱を観測する地震がありました。
この1週間、ツイッターでつぶやかれた言葉の「急上昇ワード」から、今週番組でピックアップしたのは、22位の【 ムーンライト 】と25位の【 作品賞 】、そして36位の【 ラ・ラ・ランド 】から今週月曜日に開催された映画の祭典「第89回アカデミー賞」です!作品賞の発表ではまさかのハプニング!ということでもニュースになりました。
Relive the #Oscars in less than 2 minutes. #TBT pic.twitter.com/r7Ubogug5v
— The Academy (@TheAcademy) 2017年3月3日
◆街の声
「アカデミー賞のニュース見ました。作品賞取り違えとかあまりないことなのでびっくりしました」(男性)
「ニュースで見ました。ラ・ラ・ランドの人たちがかわいそうだなと思いました。先週見たんですけど、すごい面白かったです、感動的でした」(女性)
「ニュースで見ました。作品賞の発表の時のミス、ありえないと思いました、びっくりしました。ラ・ラ・ランドまだ見てないんですよね、早くみたいです、あの〜前評判が良いとすごい期待できるので早く見てみたいと思います。アニメーション部門、残念でしたけども、宮崎駿監督が長編映画やるみたいなニュースもみたいので、今度はそっちで狙ってもらいたいと思います」(男性)
◆対応力もアカデミー賞並クラス!
速水 今年のアカデミー賞で何のミスがあったかというと、主演女優賞の発表と同じ内容の封筒が作品賞のプレゼンターに渡されてしまって…。ということなんですが、この封筒を管理している会社というのが、プライスウォーターハウスクーパースという世界で最も優秀な監査法人です。会社などを監査している人たちが封筒の中身ひとつ監査してなかったのかーと怒られるわけなんですけど。しかし、そこはプロ中のプロ、厳密に管理する、だからこそ、本当にプレゼンターも中身を知らなかったという評にもなります。
プレゼンターを務めたウォーレン・ベイティさんという俳優のおじいちゃん、中身を見た瞬間に、あれ?と思ったように見えました、封筒の中身には女優の名前が書いてあるし、読みにくそうにしてて、これミスじゃないの?って封筒を何度も確認して、隣にいた『俺たちに明日はない』での競演者であるフェイ・ダナウェイという女優のおばあちゃんに見せたら、「あっ、このおじいちゃん読めないんだ」と思って、誇らしげに読んでラ・ラ・ランドと発表してしまいました。そして、会場中が歓喜で盛り上がったわけなんですけど…。違ったんですよね(笑)。
僕はこのシーンを3回見ました。最初は生で見てて、これは何事だ!と思いすぐに見返しました。ミスはミスですが、起こった事はかわいそうではなくて、みんな素晴らしかったと言う印象を持ちました。特にラ・ラ・ランドのスタッフ達がかわいそうという声がありますが、完璧な対処しました。自分達じゃないんだ、自分達から賞を渡したいんだという風にして、本当に賞をもらうムーンライトのスタッフ達を壇上にあげて、自分達じゃないショックを出さずに、相手をリスペクトして場をこなしていく。それは非常に素晴らしかったです。照れ笑いをしたり、ニコりとしていたら、僕はダメだったと思います。受け取る側のスタッフ、ムーンライトの監督もラ・ラ・ランドのプロデューサーも真剣にやることで誰のミスもなかったというか、傷つけなかった。さらに素晴らしかったのが、ウォーレン・ベイティさんが、その後の打ち上げのパーティーに封筒を持ってみんなにネタとして披露、もうすでにギャグとして消化してて、封筒を持って「おれおれ、やっちゃった」っていう風に。決して彼が悪いわけじゃない、しかし、そこでネタにすることで、いろんな人のミスを帳消しにしているような優しさが素晴らしかです。作品賞を受賞した「ムーンライト」は4月に日本で公開と言うことで、こちらも楽しみです。
『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督と『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督の2ショット。授賞式翌日の撮影だったそうです。素晴らしい作品を作り上げた、若き才能の競演!!! pic.twitter.com/mnJQITbEyP
— 映画『ムーンライト』 (@moonlight_mov) 2017年3月2日
◆恋ダンスの次はララポーズ?
ハマケンさん、さすがのキレ???https://t.co/AL7X5fBSbr#ララランド #みんなでララポーズ pic.twitter.com/0soTbebdWn
— 映画「ラ・ラ・ランド」公式 (@lalaland0224) 2017年3月3日
#ララ蘭子 は今夜10時から! #ホントは #嫌われる勇気 #第8話です#教授と助手 #椎名桔平 #飯豊まりえ #ララランド pic.twitter.com/sUOUlrZ4Hf
— 【公式】『嫌われる勇気』 (@kirawareru_yuki) 2017年3月2日
これはちょっとちがうかな…?
他人事とは思えず、ラ・ラ・ランド見て参りました。夢を追う事の大切さを学ばせていただきました。
— 藤崎マーケット・トキ (@fujisakitoki) 2017年3月1日
皆様は是非劇場にてラ・ラ・ラ・ライを。 pic.twitter.com/rK0fWlnNiH
◆公開が待ち遠しい「ムーンライト」
????????????『ムーンライト』なんとなんとなんと!作品賞受賞!!!!
— 映画『ムーンライト』 (@moonlight_mov) 2017年2月27日
おめでとうございます!日本の皆様、公開は、4月28日です。どうぞよろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!
「ムーンライト」、厳しい社会状況をバックにした「立派な映画」だと思い込んでいましたが、月明かりの中に官能の気配が満ちている、あまりに美しいラブストーリーで、見ていて息が止まるかと思いました。https://t.co/PCcwvLVaWA
— 山崎まどか (@romanticaugogo) 2017年2月24日
ムーンライト!!「ムーンライト、選ばれろ!」と思っていたので嬉しいです!ナラティブで、リアリティがあって、大切な視点で、しかも王道のラブロマンス。観て、こんな映画、なかなかないなと思えました。劇場公開が待ち遠しい!https://t.co/Dj7kw5CB8K
— 星野概念 (@gainenhoshino) 2017年2月27日
『ムーンライト』最速試写会の上映後トークイベントにて、松崎健夫さん、構成作家の天明さんと喋ってきました。本作の何が新しいのか、そして瞳が訴えかけるものについてなどを語るうちに、感情の奥行きが『ラ・ラ・ランド』すら凌駕する深みを持った本作の魅了をどうやったら伝えられるか熱が急上昇。 pic.twitter.com/zuHV8ZCCFM
— 中井圭 (@nakaikei) 2017年2月26日
『ムーンライト』は言葉を失ってこそしみる、散文で感想を言えないような映画なので、せめて俳句に。
— いとうせいこう (@seikoito) 2017年2月23日
「月しぶき少年浜に青し」