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実写化作品は原作を超えるか 中西哲生「氷菓」を学ぶ(2016/3/11)

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金曜日はBIGLOBEが提供するツイッター分析サービス、「ついっぷるトレンド」がまとめた「トレンドワード・ランキング」をご紹介します。


3月11日までの一週間、ツイッターで多くつぶやかれた「急上昇ワード」を見ていきましょう。



第3位【 Yahoo 】

今週も様々なニュースがありましたが、Yahooニュースで取り上げられた話題がツイッターでやりとりされてのランクイン。


第2位【 花粉 】

気温が上がった週の前半、クルマには粉がふくほどの花粉が飛散していました。花粉症の方にはつらい一週間だったのではないでしょうか。


第1位【 卒業 】

2週続けてのランクイン。お父さん・お母さん世代もツイートされていたようで納得の1位です。



今回、番組が注目するのは第8位にランクインした「氷菓実写化」。氷菓というのは氷菓子のことですが、ご紹介するのは食べ物ではありません。こちらは米澤穂信さんの推理小説シリーズ「古典部シリーズ」の第1作を原作にしたアニメ、漫画作品のこと。



◆食べものの話題ではありません



ストーリーは「何事にも積極的には関わろうとしない高校生の奉太郎が、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、『氷菓』という題名の文章に秘められた33年前の謎を解き明かしていく」という青春ミステリー。


みなさん、ご存知でした?



◆今週も秋葉原で聞いてみました

「知ってます!観てました。主人公がすごい頭良いんで、結構楽しく観れたんですよね。もとが小説じゃないですか、それで自分から想像するのも楽しかったですけど、やっぱアニメになって絵がついて、それでもまた楽しめるっていうのもひとつのあれかなあ、と。
結構、身内とか俺もそうなんですけど、アニメから実写化ってあまり良い印象がないから、あまり(実写化)はしてほしくないかなー、というのが本音ですね。キャラの印象とかぶれたりしちゃって、『ちょっとねー』ってなったりするのがあんまり…、という感じですね」(男性)


「面白かったら良いんじゃないですか?あははははー(笑)」(女性)


「反対派ですかね…。キャラがちゃんとその人(俳優)に似合っているのかというのが気になりますね」(男性)


「ちょっとぐらいだったら聞いたことがあります。アニメの実写化は正直嫌です。イメージと合わへん人気の俳優さんとかで(キャストが)組まれてるし、あんまりイメージと合わへんから、(実写化)はあんまりあかんと思う」(女性)








中西:そらあかんわ。あかんでしかし。なあ、いや〜。


番組スタッフのなかにも氷菓を知る金曜日ADたっきー(27歳)がいますが、作品登場人物の「えるちゃん(千反田える)」が実写化されることには抵抗があるそう。



◆クロノスはKADOKAWAに電話取材しましたが

「氷菓」のアニメでの放送は終わっているのですが、実写化が話題になったということで調べると、出版元のKADOKAWAの40周年記念映像化プロジェクトラインナップのなか「映像化プロジェクト始動作品」という項目に氷菓の実写化が記載されていました。
10日、番組スタッフがKADOKAWAに電話でうかがいましたが詳細はわからず。これについては、まだプロジェクトの始動段階ということですから仕方がありません。


実写化には好意的ではない意見が多いですが、「氷菓」の実写化は実現するのでしょうか。


中西:もうね、ほんまわからへんわ。ほんま、金曜日のこの時間わからへんわ。でもね、学ぶよね。今日は「氷菓」を学んだ。



トレンドアイズ「トレンドワード・ランキング」、今回は【 氷菓実写化 】に注目しました。



◆クロノスリスナーの反応は