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移住希望先として人気のある都道府県 トップ3(2015/2/19)

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木曜日は「カルチャー」。


まずはランキングからご紹介します。都道府県別のベスト3です。


第3位 【岡山県】

第2位 【長野県】

第1位 【山梨県】


こちらは地方への移住を考え得る都市生活者と人を呼び込みたい地方自治体との橋渡しを支援するNPO、「ふるさと回帰支援センター」によるランキングです。運営する「ふるさと暮らし情報センター」の来場者を対象に行った、2014年のアンケート調査の結果です。つまり、東京近郊で田舎暮らしを望む人にとって、移住先として人気のある都道府県です。


Iターン、Jターン、Uターン。田舎暮らしを考えている人は増えているようです。「ふるさと暮らし情報センター」の年間来場者数は、2008年の2,475人が2014年には1万2,430人と約5倍に増えています。


4位以下は福島・新潟・熊本・静岡・島根・富山・香川の順。岡山、長野、山梨というベスト3のラインナップは昨年と変わっておらず、昨年は長野が1位、山梨が2位。今年は山梨が、1位を続けていた長野を抜かした形です。


上位3県の人気の理由を、NPO「ふるさと回帰支援センター」副事務局長 嵩和雄さんに伺いました。
「やはり大きな理由は、山梨県が移住希望先としての認知度が高くなったこと。移住相談だけではなく就職相談もワンストップで出来ますよというPRがかなり出来るようになってきていて、そこから移住希望者が年々増えています。長野は相変わらず人気があるのですが、各自治体ごとの移住支援策が非常に充実しています。たとえば、移住してきた場合にポイント制で、例えば農機具を購入したり、地域とお金が回るような仕組みをやってみたり。自治体によっては1週間、2週間、そこに滞在しながら地域をじっくり見るというお試し住宅を作ったり、毎週相談会を地域の中でやったり。そういった受け入れ体制をどんどん広げていますので(移住先として)選びやすくなっているのかなと。また岡山が温暖だということ、自然災害が少ないということ、なおかつ、大阪、四国、福岡といった人気都市にも比較的行きやすいというような様々な条件が整っていて、岡山の人気が非常に高まっています。20代から40代の相談者が圧倒的に多くて、現役の子育て世代、あるいは仕事をバリバリやるような世代が多いのが特徴です。」


首都圏から近いということを考えると、長野、山梨、新潟、福島、静岡あたりは良いですよね。岡山、熊本、富山、香川は土地としての魅力というよりは受け入れ体制がランキングに反映されているということかもしれません。


中西さんは出雲が好きということで、地震や台風などの自然災害も少ない島根県が気なっているようで、高橋さんは今回の話を聞いて、気候が良い、うどんがおいしいということで香川県が気になったそうです。


今日は、「移住希望先として人気のある都道府県 トップ3」をご紹介しました。