絶景露天風呂ランキング ベスト3（2014/6/26）
木曜日は、「カルチャー」。
6月26日は6（ロク）＝露天、26（フロ）＝風呂ということで「露天風呂の日」。
こちらは1987年に岡山県の湯原温泉が制定したそうです。
このところ、日本各地のお天気は荒れ模様ですが、
梅雨が明けたら初夏の露天風呂…気持ちいいでしょうね。
景色が良ければなお良し！ということで、
今朝は【絶景露天風呂ランキング ベスト3】
温泉エッセイストの山崎まゆみさんに紹介していただきます。
第3位『 北海道・羅臼町 相泊温泉 』
相泊温泉は無料の共同浴場なので、宿に併設されている露天風呂とはまたひと味違い、簡素で素朴な湯小屋です。そしてこちらは、日本最北端にある露天風呂。目の前には大海原が広がっています。カモメが飛ぶ真っ青な空、真っ青な海を眺めながら温泉に入っていると、自分もカモメになったような気分になる…そんな露天風呂です。
泉質はナトリウム成分が多く、ネットリした柔らかい温泉。入浴中、肌に塩の膜を張るような温泉なので、お湯から上がった後もその膜が身体を保護してくれて、湯上がりもずっとポカポカとしています。
第2位『 大分県・玖珠郡 壁湯温泉 福元屋 』
こちらの温泉宿は、洞窟風の中に混浴の露天風呂があって、露天風呂の底から湧き出るピュアでフレッシュな温泉に入ることが出来ます。温泉自体はアルカリ性の単純温泉で、お湯を手ですくうとものすごく透明感のある素敵な温泉です。
そして、そこから見える風景は“洞窟風”ですが、目の前には川が広がっていて、その川沿いに木が茂っていて、特に午前10時から11時くらいの間は（季節によっても違いますが）木漏れ日が温泉に入ってくる瞬間があり、地元の人たちはその木漏れ日を見ながら入れるこの温泉を「天女が舞い降りてきたようなお風呂」だと言って愛しているそうです。
福元屋さんは壁湯温泉の一軒宿で、川沿いに素朴な宿が建っているので、裸で自然の懐に飛び込める…そんなロケーションが魅力の温泉です。
第1位『 新潟県・南魚沼市 大沢山温泉 里山十帖 』
里山十帖さんの露天風呂は目の前に三国連山を眺めることが出来、日本百名山のひとつ、巻機山も目の前。自然の豊かな絶景で、色々な虫たちのざわめきを感じることが出来るので、ずっとお風呂に入っていたくなります。なので、露天風呂での眺めを楽しんで、お風呂の縁に腰掛けて山の風を楽しんで、また温泉を楽しむ…その繰り返しにベストな温泉です。
そして、この里山十帖さんは今年オープンしたばかり。古民家をベースに手を入れた素敵なお宿で、食事もすごく美味しいです。食事、温泉、雰囲気の全てを兼ね備えたところに行きたいという方にぜひおすすめしたい温泉宿です。
以上、温泉エッセイストの山崎まゆみさんが選ぶ「絶景露天風呂 ベスト3」でした。
皆さんはどの温泉に行ってみたいですか？これからの夏休みのプランにぜひ加えてみてはいかがでしょう。
今日は【絶景露天風呂ランキング ベスト3】についてご紹介しました。
