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この冬、キッチンに揃えて欲しい鍋 ベスト3(2013/11/7)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は立冬。そして「鍋の日」です。
これは食品メーカーのヤマキが「この日が立冬になることが多い」
という理由で制定したそうです。そして、調理器具としての鍋も
「土鍋」「鋳物ホーロー鍋」「タジン鍋」など
その時々にブームとなっているものがあります。
そこで今日は、調理器具のプロフェッショナルが選ぶ
【この冬、キッチンに揃えて欲しい鍋 ベスト3】をご紹介。
日本キッチンスペシャリスト協会の理事長
黒田秀雄さんにお話を伺いました。



第3位『 長谷製陶「かまどさん」 』

こちらはご飯を炊くための鍋で「美味しいご飯を食べたい」という
欲求を叶えるため、陶器の鍋・土鍋でご飯を炊きます。
この土鍋の特長は中蓋がついていて、これが重しの役割となります。
昔のかまどは重い木の蓋がありましたが、それに代わるこの中蓋で圧力をかけて
ご飯を美味しく炊き上げてくれます。

こちらは1合炊き〜5合炊き、1升炊き〜3升炊きのサイズがあり
お値段は3合炊きで10,500円、5合炊きで18,900円です。


第2位『 エミール・アンリの「タジン鍋」 』

2位はフランスの「エミール・アンリ社」のタジン鍋。
タジン鍋はもともとモロッコの砂漠、水のないところで調理するための道具で
それをフランスでアレンジし、非常に洗練されたデザインのタジン鍋が登場しました。
こちらは蓋の形状に特徴があり、この蓋の中を蒸気が立ち上がっていき
それがまた上から落ちてくる…この循環によって非常に濃厚な味の鍋料理を
楽しむことが出来ます。よく使う料理としては「蒸し野菜」。野菜の水分だけで
蒸し上げることが出来ますし、わが家では普通に鍋としても使っています。
これで作った金目鯛の鍋は非常に美味しかったし、牡蠣鍋もこれで作ります。

エミール・アンリの耐熱陶器は、フランス・ブルゴーニュ地方で1850年に誕生し
以来、熟練の陶工家によってひとつずつ丁寧に作られています。
タジン鍋のメインのサイズは定価10,500円。


第1位『 ストウブの「鋳物ホーロー鍋」 』

1位は鋳物ホーロー鍋。中でも、デザイン的にも性能的にも一番優れているのが
フランス製の「ストウブ」というブランドの鍋です。その中でも“ココット”というのが
一般的な円形の鍋で、小さな物から大きな物までたくさんの種類があります。
こちらは蓋と鍋の密閉度がとても高く、機密性が高いので水を使わずに調理が出来、
素材を活かした濃厚な味を楽しむことが出来ます。これは、蓋の裏についたドットに
蒸気が上がり、そこから水滴になって下に落ち、循環しながら料理をしていくので
味が非常に濃厚になります。この鍋で蒸し野菜も出来ますが、シチューやカレーなど
煮込み料理を美味しく作りたいなら、このストウブの鍋が一番評価できます。

ストウブ社の「鋳物ホーロー鍋」。おすすめはピコ・ココットだそうで
様々なサイズがあるので、気になった方は公式サイトなどでチェックしてみては?



以上、「この冬、キッチンに揃えて欲しい鍋 ベスト3」でした。
黒田さん曰く“お鍋は人生の伴侶”だそうで、お鍋の種類もいろいろあると
これからのシーズン、食卓がより美味しく、楽しくなりそうですね。


今日は「この冬、キッチンに揃えて欲しい鍋 ベスト3」トップ5をご紹介しました。