気になるニオイのケア方法(2013/8/8)
木曜日は、「カルチャー」。
毎日、各地で猛暑日が続いています。暑いと当然、かなりの汗をかきますので
エチケットとして自分のニオイにも気をつけたいものです。
そこで今朝は、ニオイケアの参考に!人はどんな状況でニオイが気になるのか?
というランキングをご紹介。こちらはカルチュア・コンビニエンス・クラブが
Tカードを利用する16歳〜69歳の男女1,255名を対象に行ったアンケートで、
その中から『どんなときにニオイが気になりますか?』
という質問への回答をご紹介します。
第10位『 食事中や食後 』
第9位『 車で移動中、ドライブの時 』
第8位『 自室やベッドルーム 』
第7位『 仕事をしている時 』
第6位『 バス、タクシーに乗った時 』
第5位『 カラダを動かした時 』
第4位『 エレベーターに乗った時 』
第3位『 人と会話をしている時 』
第2位『 人とすれ違った時 』
第1位『 電車に乗った時 』
今年4月に、アース・スターエンターテメントから出版された『「ニオイ」は消える!』
自分のカラダのニオイを知る方法、消す方法などが書かれているこの本によると、
嗅覚は環境に順応しやすく「自分のニオイ」に気づかなくなっていることもあるそうなので
まずは「自分のニオイ」を正しく知ることが大切だそうです。そのチェック方法は…
新しいTシャツを用意し、それを直接肌に触れるように着て生活し
1日経って、お風呂に入る前に脱いだTシャツの脇の部分を嗅いでみる。
…いかがですか?
体臭の発生源は次の3つ。
●皮膚から発生するもの
●体内で発生し、汗や口を通して表に出てくるもの
●腸内で発生したガスが汗や口を通して表に出てくるもの
こうした「ニオイ」は『肌/食事/衣類/生活習慣』の4つのケアでみるみる消えるそうです。
まず、肌のケアを例に挙げますと、実は汗そのものは臭いません。汗と皮脂、
悪い働きをする細菌が結びつくと「悪臭」となるのです。それを防ぐために注意したいのは
×ゴシゴシ洗いや洗いすぎをやめる!→健康な皮膚上には「表皮ブドウ球菌」という
良い細菌がいて、皮脂と汗を食べて分解、肌を弱酸性に保ち、良い香りの元となる「脂肪酸」を
作っています。ところがゴシゴシ洗いは、この「表皮ブドウ球菌」を弱めてしまい、さらに
食べる皮脂と汗もなくなりますので、悪い細菌が増えます。この悪い細菌は
石けんの洗い残しなどを食べて、悪臭を放つ脂肪酸を作ってしまうのです。
◎カラダを洗う時はボディソープよりも固形の石けんを使い、
天然素材のタオルや手で優しく洗うようにするのがGOOD!
続いて食事の例。消化に時間のかかる「肉」や「油」の取りすぎが、腸内環境を悪化させ
悪臭につながることは何となく想像できますよね。しかし、他にも注意点があるんです。
×白米や白砂糖も食べ過ぎると悪臭につながる→乳酸や酢酸の疲労物質を発生させるため
体内で「活性酸素」が大量発生し、脂質が酸化。それが皮脂腺に詰まるとニオイが発生します。
×野菜なら全て良いわけではない→キュウリやレタスなどの身体を冷やす「夏野菜」は、
食べ過ぎると冷えが広がり、私たちのカラダを守ってくれる良い細菌の活動を鈍らせます。
すると、腸内や表皮のセルフケアが十分でなくなりニオイ発生のもとになるのです。
◎抗酸化物質を含むものを食べる→ビタミンA、C、Eが豊富な野菜
納豆、味噌などの発酵食品や食物繊維を含んだ食品を積極的に摂取するのがオススメです。
◎良く噛む→唾液の分泌が増え、その酵素が口臭を消す働きをします。
自分の「ニオイ」について気にしている方、とても多いと思います。
今日ご紹介した『「ニオイ」は消える!』には、ほかにも自分のニオイをケアする方法が
紹介されていますので、皆さんもぜひ書店で手にしてみてはいかがでしょう。
今日は『気になるニオイのケア方法』についてご紹介しました。