2013年上半期のビジネス書ベストセラー TOP3(2013/7/4)
木曜日は「カルチャー」。
2013年も後半に突入。皆さんは今年のはじめにたてた
自分との約束を実行できているでしょうか?
今日は、悩めるときのヒントとして、そして更なる
自分の可能性を伸ばすアイテムとして人気の本のランキング。
丸善・丸の内本店調べによる
【 2013年上半期のビジネス書ベストセラー TOP3 】を
ビジネス書担当の田中大輔さんにご紹介いただきました。
第3位『 伝え方が9割 』佐々木圭一:著
こちらは、伝え方を変えることで、伝わり方も変わる…という内容の本です。
実は伝え方には技術があって、その技術を使えば誰でも他人に伝えることが出来る
というような内容になっています。自分の思っていることが伝わらないことに対して
疑問を感じている人がたくさんいるので、それが原因で売れたのでは?
私自身ものすごく参考になりましたし、「強い言葉を作る5つの技術」という項目が
中にあるのですが、例えば「サプライズ法」自分が伝えたい言葉の前に
サプライズワード「そうだ、京都へ行こう」というような形で言葉をいれることで
人に強く印象づけることが出来ます。
第2位『 スタンフォードの自分を変える教室 』ケリー・マクゴニガル:著
こちらは昨年一番売れた本で、それが今年の前半までずっと売れ続けています。
この本は心理学、脳科学、行動経済学などを使って、実際に自分を変えることが出来る
という本。この本を読んで、書いてあることを実際に実践してみると
確かに自分の行動が変わってくるので、例えば「煙草を止めたい」「お酒を止めたい」
「ダイエットしたい」といった人が読むと参考になると思います。
この本を手に取る方の世代的には少し年齢層が高めで、40〜50代の男性が
一番多く購入されているように思います。やはり「変わりたい」と思っている人が
それだけ多いのかな、という印象を持ちましたね。
第1位『 統計学が最高の学問である 』西内啓:著
ビッグデータが話題となっていますが、それを知る上で統計学の世界を
案内するという内容で、発売以来ずーっと売れ続けています。
この本は1月末に発売されましたが、7月に入ったいまもなお、週間ランキングで
上位に入る本です。統計は普通に生活をしているとあまり意識していないと思いますが
やはり“ビッグデータ”が話題になるにつれ、それを有効に活用するには
統計を知らなければならない部分が増えてきて、それを知りたいと思う人が
増えているのではないでしょうか。
以上、丸善・丸の内本店の田中大輔さんのコメントでした。
中西さんは「今日ご紹介した3冊とも、自分たちが生きていく上で必要な
ヒントを与えてくれる本ですので、僕は非常に素晴らしいトップ3だと思いますし
是非とも参考にして欲しいと思います。」とおっしゃっていました。
皆さんも悩んでしまうことがあったら、今日ご紹介した本を手に取ってみて下さい。
今日は【 2013年上半期のビジネス書ベストセラー TOP3 】でした。