「クロノス ビジネスブックフェア」セールスランキング ベスト3(2012/3/15)
木曜日は、「カルチャー」。
東京・丸の内にある【丸善 丸の内本店】では、
現在「クロノス ビジネスブックフェア」を開催中!
今回は、ビジネス書担当の田中さん各書をに紹介して頂きながら
セールスランキングのベスト3をご紹介します。
第3位『日本人の9割に英語はいらない』成毛眞:著(祥伝社)
社内公用語化、小学校での義務化、TOEIC絶対視…ちょっと待った!
マイクロソフトもと社長が緊急提言。挑発的かつ実践的な、真実の英語論。
田中さんはこの本について、「英語を勉強するのは、社会人になってからで良いという考えで、
それ以外の人は英語を勉強しなくても、日本にいる限りは大丈夫だ、という本。
やはり今、グローバル社会というか、海外に出て行かないといけないと考えている人が多いので、
それとは逆に、日本にいても実は大丈夫だよ、という安心感を与えているところが
共感を持たれているんじゃないでしょうか。」とおっしゃっていました。
第2位『遊ばない社員はいらない』高島郁夫:著(ダイヤモンド社)
仕事と遊びを分けない。人生はずっとON。
【Francfranc】を展開する会社を上場企業に育てた社長が語る仕事論。
この本について田中さんは「この著者の方自身が、マラソンやトライアスロンを
自ら率先してやっていらっしゃる方で、遊びが出来ない人は仕事も出来ないと言っているので、
仕事人間にならない、という部分が共感を得ているのだと思います。
普通“仕事をしない社員はいらない”だと思うんですが、逆に
“遊ばない人はいらない”というところが面白いところだと思います。」とおっしゃっていました。
第1位『「やめること」からはじめなさい』千田琢哉:著(星海社)
人生を変えるためには「何かをやる」のが今までの常識だった。
これからは「やめるが勝ち」。本当に大切なことにあなたの命の時間を費やすべきだ。
答えが見えないあなたへの51のヒント。
田中さんはこうコメントなさっています。「こちらはやはり、キャッチーなタイトルに惹かれて
買っていく人が多いですね。とっても読みやすくて、しかもかなり過激なことが多くて、
結構、心に刺さる言葉が多いので、自分でも確かにこういうことをやめたら良いのか、と
思うところはたくさんありました。そういった部分が共感を得ているのではないでしょうか。」
そして中西さんは、「この“やめること”を定義している本なんですが、非常に面白いですね。
内容は色々な項目があるんですけれど、例えば職場でやめることだと“残業をやめる”とか
“カバンを地べたに置くのをやめる”“言い訳をやめる”あと、人間関係だと
“まあまあ好きな人と付き合うのをやめる”とか“群れるのをやめる”とかあるんですけれど、
これ、非常に参考になる部分と、自分には少し難しいかなぁ…という部分があるので、
上手くそこのバランスが取れれば、いろんなヒントになる本だと思いますね。」とおっしゃっていましたよ。
4月から新社会人になる皆さんも、すでに先輩になっている皆さんも
ぜひこういったビジネス書を参考にしてみて下さい。
今日は『「クロノス ビジネスブックフェア」セールスランキング ベスト3』をご紹介しました。