この時季に注目したい街の野鳥 トップ3(2018/5/10)
木曜日は、「カルチャー」。
新緑がまぶしいこの時季、たくさんの生き物の活動が活発になってきます。
通勤途中に出会う鳥の声にも変化がありませんか?
野鳥保護をより意識することを目指す「愛鳥週間」もスタートした今日は
プロ・バードウォッチャーの「♪鳥くん」をスタジオにお招きして
【 この時季に注目したい街の野鳥 トップ3 】をご紹介いただきました。
第3位『 シジュウカラ 』
鳥くん:シジュウカラのお腹が黄色いのは幼鳥だけなので、街で見かけたらその辺りにも注目してみてください。
第2位『 スズメ 』
鳥くん:僕は子どもたちによくスズメを描いてもらうんですけれど、9割は描けないんです。みんな見てると思っているでしょ?全然見ていないから、最近!スズメの親はほっぺたが黒いんですよ。子どもは黒くないんです。で、最近巣がないんですよ。今はシジュウカラ用の巣箱がインターネットで出回り過ぎちゃって、日本中がシジュウカラだらけになっちゃうので、ぜひスズメの巣箱もお願いします!ということで。
第1位『 ツバメ 』
鳥くん:ツバメでーす。とりーっす!
以上、プロ・バードウォッチャーの「♪鳥くん」に聞いた【 この時季に注目したい街の野鳥 トップ3 】でした。そして今日は、プロ・バードウォッチャーの「♪鳥くん」に街の野鳥についてお話を伺いました。
鳥くん:おはようございます。とりーっす!
中西:やっぱりこの“とりーっす”っていうのは必ず言うんですか?
鳥くん:言いますね、はい。言いませんか??
中西:言わないですね(笑)。僕は酉年なんで鳥大好きなんですけれど。さ、改めまして今日のトップ3なんですけれど、まずシジュウカラからいきますか。
鳥くん:ほっぺたが白くて黒いネクタイがある可愛い鳥です。先ほどお話ししたとおり、お腹が黄色いのは幼鳥なので、これからよく観られるようになると思います。
中西:大人になると白?じゃあちょっとペンギンのような模様になるわけですね。
続いて2位のスズメなんですけれど、僕はよくスズメの動画を撮っているんです。チュンチュン鳴いている音が好きで。で、先ほどおっしゃっていた“ほっぺたが黒いのが親”なんですね。で、その関係性を見ると面白い、と。
鳥くん:そうですね。その関係性が分からないまま見ているより、どちらが親なのか分かった方がいろいろ見えてきて面白いんです。子どもが目の前にえさがあるのに、親にねだったりとか。そういうのがたまらなくて、めっちゃ“バドレナリン”出まくりですわ!(笑)
中西:バドレナリン…バドレナリンって言うんだ!(笑)
鳥くん:あれっ、出ないですか?
中西:いやぁ、ぼく酉年なんですけれど出ませんね!!
あと最近は東京の野鳥でいうと、カラスが一時期問題視されていましたけれど、減りましたよね?ちょっと。
鳥くん:カラスはすごく寿命が長いんですよ。人間がゴミ出しとかをちゃんとするようになったので、それに準じてカラスも適正な数に整ってきた、という感じでしょうか。ゴミ出しは随分前から綺麗にしていたんですが、カラスの寿命が長いのでね。ここにきてだんだんちょうど良くなってきた、というところです。
中西:ちなみに今日、ここに来るまでに何種類くらい野鳥はいましたか?
鳥くん:今日はここの窓から(※スタジオは7階にあります)「アオサギ」「ムクドリ」「ハクセキレイ」「ハシブトガラス」が見えましたね。
中西:皇居のところに?じゃあ、皆さんこのあと通勤の途中で、実は色んな野鳥が見られるんですね。
鳥くん:それやるとすごく楽しいですよ!総武線に乗ってお堀を見ていると「うわぁ、カワセミ!」とかね。いろいろ見つけて、朝からバドレナリンでまくりですから!
中西:じゃあぜひ、酉年でない方もバドレナリンを出していただきたいと思います。
今日は、プロ・バードウォッチャー「♪鳥くん」おすすめの【 この時季に注目したい街の野鳥 トップ3 】をご紹介しました!