2018年おすすめのグリーンカーテンは?(2018/5/3)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は「アグリカルチャー=農業」の話題。といっても、ベランダで出来るグリーンカーテンづくりのお話です。
まずは、オーガニック・ガーデナー小島理恵さんに聞いた【 2018年おすすめのグリーンカーテン トップ3 】をご紹介!
第3位『 フウセンカズラ 』
小島さん:ゴーヤ(ニガウリ)よりも葉の形が繊細で、実の形が風船に似てかわいいのが特徴です。
第2位『 キュウリ 』
小島さん:皆さんご存知のあのキュウリです。キュウリもつる植物なので、ネットなどに誘引していくことが出来ます。夏場なら毎日食べても飽きないのでオススメです!
第1位『 ヨルガオ 』
小島さん:「夕顔」という名でも流通している、アサガオのような形の白い花を咲かせるつる植物です。アサガオだと昼にはしおれてしまいますが、ヨルガオは夕方から開花し始めるので、会社から帰宅する頃に花で迎えてくれます。さらに、甘い良い香りがするのもおすすめポイントです。
以上、オーガニック・ガーデナー小島理恵さんに聞いた【 2018年おすすめのグリーンカーテン トップ3 】でした。そして今日は、グリーンカーテン作りのコツについて小島さんに伺いました。
中西:今日ご紹介いただいた植物、それぞれの育て方のコツや注意点は?
小島さん:通常の草花や野菜と同様、プランターを準備して培養土を入れ、苗を植え付けるだけです。プランターはなるべく大きなものを用意した方が良いですね。大きく茂らせたいですし、5月〜9月くらいまでの夏の長い期間、元気に茂って欲しいので。水やりは「乾いたら・たっぷりと」というペースで。
中西:いつ頃までに始めれば良いですか?
小島さん:ゴールデンウィークあたりから、ホームセンターなどで苗が出始めると思います。なので、今から始めて大丈夫です。
中西:最近、グリーンカーテンで注目されている植物は?
小島さん:クレマチス(テッセン)などは花がきれいです。多年草なのですが、冬の間は葉が枯れる品種が多いので、植えっぱなしで毎年花を楽しむことができますね。あと、ゴーヤ(ニガウリ)も何品種かあるので、これまでゴーヤを育てたことのある方でも。違う品種のものを試してみるというのもおすすめです。
中西:暑くなる中で植物を育てるとなると、虫がちょっと苦手…という方もいらっしゃるはず。その対策は?
小島さん:まずは風通しと水はけを良くしておくことです。プランターの下にレンガなどをかませて、床とプランターの間に風通しを確保しておくと、ダンゴムシやナメクジなどの発生を防ぐことができます。
中西:昨年もグリーンカーテンをやっていた、という方に注意は?
小島さん:昨年と同じプランターを使用して構わないのですが、土を入れっぱなしにしていた方は、土を取り替えた方が良いです。生育が悪かったり、病気にかかりやすくなってしまうこともありますので。