血管を強くするには「水煮缶」!(2018/1/18)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は、楽天市場で1月8日から14日の1週間に売れた
“健康にまつわる本”のランキングトップ3をご紹介!
第3位『 骨ストレッチ・ランニング 』松村卓(KKベストセラーズ)
第2位『 自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ 』崎田ミナ、福永伴子(飛鳥新社)
第1位『 コリ・ハリ・痛みが消え、疲れ知らずの体になる 人生を 変える! 骨ストレッチ 』松村卓、長沼敬憲(ダイヤモンド社)
そしてスタジオには、女子栄養大学栄養クリニック所長で医学博士の田中明先生をお迎えしました。
中西:田中先生は2014年に出版された『 血管を強くする「水煮缶」健康生活 』の監修を務められました。本の帯には「水煮缶を食べて健康になる!」とありますが、そんなに健康に良いのでしょうか?
田中先生:日本人の死因は、1位が「がん」2位が「心疾患」3位が「肺炎」4位が「脳血管疾患」で、このうち2位の「心疾患」と4位の「脳血管疾患」は血管病。このふたつを足すとほぼ25%の人が血管病で亡くなっています。「水煮缶」は、この血管病予防に素晴らしく良いんです。
中西:血管力を高めるポイントは何ですか?
田中先生:血管が老朽化して固くなり、血管の中が狭くなることがまず良くない。次に血管の中を流れる血液がドロドロになることも血管病のリスクはさらに高まります。
そうならないためには、「減塩」「良質のたんぱく質」「抗酸化成分」「血中コレステロール、中性脂肪が正常域であること」が欠かせません。
中西:それらのキーワードに有効なのが「水煮缶」ということですね。田中先生は本の中で「水煮缶四天王」を命名していました。その四天王とは「サバ」「サケ」「トマト」「大豆」。それぞれどんな性質があるのでしょうか?
田中先生:まず、中西さんも好きな「サバ缶」は、水煮缶の王様。良質なタンパク質をたっぷり含み、EPAとDHAが善玉コレステロールを増やします。動脈硬化を予防するビタミンB2は魚の中でも含有率トップクラスですし、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富です。
田中先生:続いて「サケ缶」。ビタミンEの数百倍の抗酸化作用があるアスタキサンチンと良質なタンパク質、EPA・DHAが含まれています。
田中先生:そして「トマト缶」。トマトは豊富な栄養素をバランスよく含む万能野菜。活性酵素を抑えるリコピンが豊富で、クエン酸が食欲を増進し、疲労回復を促します。
田中先生:最後に「大豆缶」。動物性たんぱく質に負けないアミノ酸と血液中のコレステロールを減らすサポニンを含みます。また、イソフラボンがホルモンのバランスを整えます。
中西:「水煮缶」すごいですね!とってもリーズナブルですし。
田中先生:そうですね。一缶100円前後ですし、安い食材と組み合わせれば、食費をかなり抑えられます。缶詰なので、数年単位で長期保存も可能。他にも良いことがてんこ盛りです。下処理がいらないので、短時間で調理できますし、汁ごと使えば調味料にもなります。しかも栄養満点!いざというときには非常食にもなりますし、食べたあとは空き缶を洗うだけなので、生ゴミも出ません。
中西:皆さんも「水煮缶」生活いかがですか?最近の水煮缶は本当に美味しいので、一度試してみてください。
そして、田中明先生が監修を務められた『 血管を強くする「水煮缶」健康生活 』は、株式会社アスコムから発売されています。こちらもぜひお手にとってみてください!