あずきバーがふわふわかき氷に?!(2017/6/29)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は、先月1ヶ月のアイスクリーム
売り上げランキングトップ5をご紹介!
第5位『 グリコ ジャイアントコーン アソート 』
第4位『 井村屋 BOXあずきバー 』
第3位『 明治 エッセルスーパーカップ 超バニラ 』
第2位『 森永 チョコレートアイスクリームバー PARM 』
第1位『 森永 チョコモナカ ジャンボ 』
この中から今日注目するのは、4位の「井村屋 あずきバー」。
井村屋は三重県津市にある菓子類の製造販売会社。主力商品「あずきバー」の誕生は1973年。44年経ったいま、毎年2億本前後も売れるヒット商品になっています。
そして今日、玩具メーカーのタカラトミーアーツが「あずきバー」を削ってかき氷にするクッキングトイ「おかしなかき氷 井村屋あずきバー」を発売しました。
番組ではこちらの開発メンバーのおひとり、和田香織さんにお話を伺いました。
私どもの会社では、「おなじみの食品を楽しく、美味しく食べる」というコンセプトで商品展開をしておりまして、2017年の夏向けの企画を考えていました。その中で、井村屋さんのあずきバーが固いとネットで話題になっていることを思い出しまして、これをかき氷にしたら面白いのでは、というのがきっかけです。
まずは井村屋さんにご相談しよう、ということで、井村屋さんのFacebookからメッセージを送ったところ、すぐにお返事を頂き、そのあとお電話でお話ししたのですが「面白いですね。やれるならぜひ実現してもらいたいです。でも、多分難しいと思いますよ。」と、すごく柔らかなコメントを頂いたのですが、私たちはそれを「やれるなら、やってみなさい」と捉えまして、「よし、やってやるぞ」と闘志が燃えた、というのがスタートです。
開発は昨年9月から始まり、ようやく完成したのが今年の4月下旬。
固いから強力なバネを使ってみたり、ハンドルを取り付けてみたり、歯の枚数を3枚にしてみたり、あずきバーの真ん中に入っている木のスティックを取り除く方法を考えたりと、試作に改良を重ねて6号までバージョンアップし、ようやく完成しました。
完成したあと、井村屋さん側には実際に削ったものを食べていただき、「美味しい」と言っていただきました。そのときに何故か、私が「そうでしょ!美味しいでしょう!!」と言ってしまうくらい、井村屋さんには本当に喜んでいただきました。
「あずきバー」のかき氷、どんな風に食べるのがオススメでしょう?
“アレンジレシピ”という形で色々と考えたのですが、削ったあずきバーに牛乳を加えた「あずきバーシェイク」というのがとっても美味しいです。あとは「あずきバーかき氷風パフェ」というのをご提案しておりまして、削ったあずきバーの上に缶詰のあんみつをシロップを切って乗せ、季節のフルーツも乗せて、それに練乳をかけて食べると本当に美味しい、豪華なかき氷になります。
中西さんが実際にあずきバーを削っている様子は、こちらからご覧いただけます。
タカラトミーアーツから発売された「おかしなかき氷 井村屋あずきバー」は、メーカー希望小売価格2,800円です。