オトナにもおすすめのアニメ、ご紹介します!(2015/11/19)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は先週末、11月14日(土)と15日(日)の
全国映画動員ランキングトップ5をご紹介!
第5位『 俺物語!! 』(公開3週目)
第4位『 エベレスト 3D 』(公開2週目)
第3位『 コードネーム U.N.C.L.E. 』(公開1週目)
第2位『 グラスホッパー 』(公開2週目)
第1位『 劇場版 MOZU 』(公開2週目)
以上、先週末の全国映画動員ランキングトップ5でした。
そして今日は、11月21日から公開になる映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』をピックアップ!こちらは、サン=テグジュペリの小説「星の王子さま」の世界観をもとに制作されたアメリカのアニメーション映画です。今日は宣伝担当の添田賢太郎さんにお話を伺いました。
高橋:この映画はどのくらい「星の王子さま」と相関関係があるのでしょうか?
添田:この作品の原作のひとつとして、サン=テグジュペリの「星の王子さま」があって、その「星の王子さま」の物語が描かれているとともに、“その後の物語”として「星の王子さま」を読んだ主人公の少女が、おじいさんとなった「星の王子さま」に登場する飛行士と出会ったりと、物語を知っている方はもちろん、知らない方でも楽しめるようにストーリーが作られていますね。
高橋:見どころはどういったところですか?
添田:この物語の世界観を描くために、ふたつのアニメーション手法が使われています。「星の王子さま」の原作部分を描くのには“ストップモーション・アニメーション”という手法がとられています。こちらは人形を1コマずつコマ撮りしてそれが動いているように見せる手法で、それに対して少女の世界はCGアニメーションで描かれています。これらふたつを使い分けることで「星の王子さま」の世界と少女の世界の違いがより一層分かりやすくなっていますし、原作がもともと持っている“あたたかさ”がより伝わりやすくなっていると思います。
高橋:この映画はどんな人におすすめでしょう?
添田:作品には大人だからこそ伝わるメッセージも多いので、小さい頃に「星の王子さま」を読んだ大人の方にも観ていただきたいですし、一方で子どもだからこそ理解できる、大人が忘れてしまっているメッセージも描かれていますので、ご家族揃って楽しんで頂ける作品になっているのではないかと思います。
高橋:「字幕版」と「日本語吹替版」それぞれの良さは?
添田:どちらも豪華なキャストが声優を務めています。「日本語吹替版」の方がより観やすいとは思いますが、それそれが楽しんでいただける作品となっていると思いますよ。
高橋さんも「子どもの頃に『星の王子さま』を読んで“目に見えないものが大切なんだよ”ということを教えてもらったので、そういう気持ちを思い出しながら観たいなぁと思いました。」とおっしゃっていましたが、大人も子どもも楽しめるこの作品、皆さんもぜひ劇場でご覧になってください。
今日は、先週末の全国映画動員ランキングトップ5と、映画『リトルプリンス 星の王子さま』をご紹介しました。