村上有子先生考案「北陸鍋」お試しあれ!(2015/11/5)
木曜日は、「カルチャー」。
一日ごとに秋から冬への移ろいを感じる今日この頃。
すっかり鍋が恋しくなる季節になりましたね。
そこで今日はこちらのランキング!
第3位『 がっつり肉鍋 』
第2位『 高級冬魚鍋 』
第1位『 北陸鍋 』
こちらはレストラン情報サイト「ぐるなび」調べのランキング。2015年の「ぐるなび」内検索で、昨年よりも一定以上の上昇を見せたキーワードを使用。ユーザーに「今年食べてみたい鍋料理(トレンド鍋)」を聞いた結果です。
今年のトレンドは、がっつりした肉や高級な海の幸に惹かれた人が多かったようです。1位の「北陸鍋」も越前ガニ・寒ブリ・ノドグロなど、美味しくて相応の値段の食材が想像できますね。
今回のランキングでご紹介した「鍋料理」は、一般的にそのメニューがお店にあるものではありません。そこで今日は、これまで「トムヤムクンヌードル」や「色鮮やかなお弁当」などの作り方を教えて下さった料理研究家の村上有子先生に、ご家庭で作るのにピッタリな「北陸鍋」のレシピを考案していただきました。
村上先生:今日は北陸の食材をたっぷり使った、ご家庭で簡単にできる「北陸鍋」をご紹介します。今回は、北陸の日本酒をたっぷり使って作るのですが、日本酒は沸点がおよそ80℃と低いので、身の柔らかい魚介などをしゃぶしゃぶにすると、身が硬くならずふっくら柔らかく食べることができます。日本酒の効果で身体も温まりますので、寒くなるこれからの季節にぴったりのお鍋です。
●北陸しゃぶ鍋(全て2人分の材料です)
<だし汁>
・日本酒 適量
(お鍋に対して、日本酒:水=1:1の分量です)
・水 適量
(お酒が好きな方は日本酒のみの出汁でもOK!)
・にんにくスライス 2片分
・バター 30g
(お好みで増やしてもOK!)
<鍋の具材>
・お好きな魚介類
ブリ・カニ・タラ・金目鯛・サーモン・メカジキなど。
北陸鍋なので、ブリやカニなどは必須!牡蠣も美味しいです!
・お好きな野菜
加賀レンコンや水菜など金沢野菜もたっぷり用意★
そのほか、長ネギやサニーレタスは、特にオススメです。
・〆として、富山県の氷見うどんを茹でたもの
<つけタレ>
・ポン酢もしくは、北陸のしょっつるなどを用意。
村上先生:まず鍋に日本酒と水を入れ、そこににんにくを2片とバター30グラムを入れて沸かします。バターはお好みで量を増やしても美味しいですよ。沸騰したら、お好みの食材をしゃぶしゃぶにして、ポン酢などで召し上がってください。全部食べ終わったら、シメは残り汁に塩を加え、富山で有名な「氷見うどん」を入れても良いですね。魚介の旨味とバターのコクが出たスープで食べる、シメのうどんは絶品ですよ。ぜひお試しください!
このあとスタジオでは、中西さんが実際に村上先生考案の「北陸鍋」を試食!スタジオのあるフロアはとっても良い香りがしていましたよ。皆さんもぜひお試しくださいね。
今日は「鍋料理の人気ランキング」と料理研究家・村上有子先生考案の「北陸鍋」レシピをご紹介しました。