肉好き必見の映画、今週末より公開!(2015/10/15)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は先週末、10月10日(土)と11日(日)の全国映画動員ランキングトップ5をご紹介!
第5位『 UFO学園の秘密 』(公開1週目)
「幸福の科学」総裁・大川隆法氏製作総指揮の長編アニメ。5人の高校生が学園に潜入した宇宙人の陰謀や、地球の未来を揺るがす真実に迫ります。
第4位『 ヒロイン失格 』(公開4週目)
同名人気コミック原作の、恋に暴走する女子高生を描いたラブコメディ。主演の桐谷美玲さんが変顔や坊主頭に挑戦!ヒロインを熱演しています。
第3位『 マイ・インターン 』(公開1週目)
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロ共演のハートフルドラマ。ファッションサイトの女性CEOが、40歳年上の男性アシスタントとの交流を通じて成長する姿が描かれています。
第2位『 バクマン。 』(公開2週目)
「デスノート」原作者コンビによる、もうひとつのマンガの実写映画化作品。週刊少年ジャンプでの連載を目指す、漫画家志望の高校生たちの姿を描いています。
第1位『 図書館戦争 THE LAST MISSION 』(公開1週目)
小説、コミック、ラジオドラマ、アニメ映画、テレビドラマなど、メディアミックスで展開してきた「図書館戦争」の実写映画2作目。主演は岡田准一さんと榮倉奈々さん。武力による検閲から本を守る「図書隊」の活躍を描いています。
以上、先週末の全国映画動員ランキングトップ5でした。
そして、あさって10月17日の土曜日から、高橋さんが待ちわびたであろう映画が日本で公開されます。その映画のタイトルは『ステーキ・レボリューション』。
映画製作者とパリの精肉店オーナーが、世界最高のステーキを見つけるため、20ヶ国・200以上のステーキハウスを巡るドキュメンタリー作品です。今日はこの映画を買い付けた、ピクチャーズデプト株式会社の汐巻さんにお話を伺いました。
中西:なぜこの映画を買おうと思ったのでしょうか。
汐巻:バスク地方で行われている老舗の国際映画祭「サンセバスチャン映画祭」に「キュリナリー部門」という食をテーマにした映画のコンペ部門があって、私が昨年から審査員をやっている関係で、食に関するコンペ作品は全部観ています。去年の作品の中で一番興味深かったのが、この『ステーキ・レボリューション』だったんです。
中西:これはどういう経緯で制作された作品ですか?
汐巻:監督はフランスの畜産農家で育った方で、フランスはもともと赤身の固いお肉を食する文化なんですが、ニューヨークの老舗ステーキハウス「ピーター・ルーガー」のステーキを食べたときに、サシが入ったアメリカのプライムビーフに驚愕し、もしかしたらフランスの肉はおいしくないんじゃないか?世界にはもっとおいしいステーキがあるんじゃないか?と疑問を抱いたのがきっかけだそうです。
中西:世界一美味しいステーキを探す、20ヶ国・200軒の旅はどんな風に進んでいくのでしょう。
汐巻:パリで一番有名な精肉店のオーナー、イブ=マリ・ル・ブルドネックさんを案内人に世界中のステーキハウスを巡り、ランキングを決めていきます。また、そのステーキハウスで出されているお肉がどこから来た肉なのか?どんな場所で何を食べて育てられた牛なのか?さらに、どんな人が育てた牛なのか?…という源流までたどっていくドキュメンタリーです。
中西:これ、最終的にはどうなるんですか??
汐巻:最終的にランキングではあまり意味がないんですが、皆さんの常識を覆すような牛、お肉屋さん…お肉のプロもビックリするような牛が1位になっています。
さらに中西さんと高橋さんはこんなやりとりも。
中西:さっ、日本が誇る肉好きの高橋万里恵さん!いかがですか?この映画は。
高橋:私もこの映画拝見したんですが、先ほど汐巻さんがおっしゃっていた様に、お肉の常識が覆るんですよ!まず私がびっくりしたのが「牛ってそんなに種類がいるんだ」ということなんです。例えばスウェーデンにしかいない牛だったり、フランスのコルシカ島にいる牛だったり、ものすごく種類が多いんです。
中西:日本にも来たんですか?
高橋:もちろん日本の和牛もチェックしています。松阪牛のサシの入ったお肉を食べて、もう“驚愕”という顔をしているんですが、その顔を見ると「でしょ!」って言いたくなるんです(笑)。
この映画を観て一番驚くのは、酪農家の方への取材がすごく興味深くて、皆さんそれぞれ与えるエサも違いますし、育て方も違うんです。中には性格で牛を選んでいるという方もいたりして、でも皆さんに共通しているのは“牛に対する熱い思い”なんです。“命をいただく”ということに対して皆さん熱い思いを持っていて、「私はこの人の育てた牛肉を食べたい!」って思いました。
いかがですか?皆さんもステーキが食べたくなったのでは??今週末はこの映画を観て、そのあとステーキハウスに行く…なんていう過ごし方はどうでしょう。
今日は、先週末の全国映画動員ランキングトップ5と、映画『ステーキ・レボリューション』をご紹介しました。