今年のゴールドグランプリは「勝タン」!(2015/10/8)
木曜日は、「カルチャー」。
今日は、10月3日(土)と4日(日)に
青森県十和田市で開催された「第10回 B-1グランプリ」
こちらの上位1位〜5位までをご紹介します!
第5位『 田川ホルモン喰楽歩 』福岡県田川市
炭鉱の町として隆盛した田川に広まる、焼肉のタレで下味をつけたホルモンと玉ねぎ、キャベツ、もやし、ニラなど大量の野菜を、真ん中がくぼんだ鉄板で炒め煮するホルモン鍋で町おこしに取り組むグループ。
第4位『 今治焼豚玉子飯世界普及委員会 』愛媛県今治市
丼に盛ったご飯に薄く切った焼き豚をのせ、さらに半熟の目玉焼きをのせた上からコショウをふり、甘辛いタレをかけて食す、中華料理店の“まかない”から生まれた市民のソウルフードを通じ、今治をPRする有志グループ。
第3位『 津ぎょうざ小学校 』三重県津市
小学校の給食が発祥で、現在も給食の人気No.1!直径15センチの皮を使った大きな揚げ餃子「津ぎょうざ」を、市民共通の財産としてこれからの世代にも伝え、地域の誇りと幸せ作りに取り組む市民活動団体。
第2位『 対馬とんちゃん部隊 』長崎県対馬市
在日韓国人の焼肉料理を精肉店が工夫したことから広まった、国境の島ならではのソウルフード「とんちゃん」。豚のロース肉を醤油や味噌をベースに、ニンニク、ゴマ油など数種類の調味料に漬け込んだ焼肉で島を盛り上げようと結集したグループ。
第1位『 熱血!!勝浦タンタンメン船団 』千葉県勝浦市
見事ゴールドグランプリに輝いた「熱血!!勝浦タンタンメン船団」団長の磯野典正さんには、お電話でお話を伺いました。
中西:いま、勝浦タンタン麺の写真を見ているんですけれど、通称「勝タン」って言うんですね!これはどういう美味しさなんですか?
磯野:特徴的なのはラー油の辛みがあるんですけれど、あとは玉ねぎとひき肉のコラボレーションが最高なんですよね。
中西:勝浦タンタン麺の定義は?
磯野:まずはラー油を使っているということと、基本的には醤油ベースのラーメンなんです。ま、味噌があったりとんこつがあったりと、広く見てはいるんですがね。あとは玉ねぎが大量に使われているのも特徴です。
中西:勝浦タンタン麺の歴史は?
磯野:私たちもこの活動を始めてから気がついたんですが、歴史はもう50年とも60年とも言われているんです。最初は海女さんとか漁師の方が、海の仕事を終えた後に身体を温めるために食べ始めたということなんです。
中西:「熱血!!勝浦タンタンメン船団」は、この勝浦タンタン麺でどんな町おこしを展開していますか?
磯野:勝浦は比較的大きなイベントが多いんですが、年間を通じてお客さんを呼べるものを考えたときに、地元のご当地グルメであればそういうものにつながるんじゃないかな、というところからスタートしました。
中西:ちなみに、この勝浦タンタン麺はお店によって味が違うんですか?お店はだいたい何軒くらいあるんでしょう??
磯野:市内にだいたい40軒くらいお店がありますので、お店による味の違いも楽しんで頂きたいですね。
中西:どうして「熱血!!勝浦タンタンメン船団」を立ち上げようと思ったんでしょう?
磯野:やっぱり地域を少しでも元気にしたいという思いがあって、完全な市民団体として「みんなで力を合わせて頑張っていきませんか」というところからスタートしました。
お店によって味が違うという「勝浦タンタン麺」皆さんもぜひ勝浦までお出かけして「勝浦タンタン麺」の食べ歩きにチャレンジしてみてはいかがでしょう?
今日は「第10回 B-1グランプリ」1位〜5位までにランクインしたメニューをご紹介しました。