タワーレコード 2014ベストセラーズ 洋楽TOP3/藤巻亮太さんインタビュー(2014/12/24)
水曜日は「音楽」。
今朝は、『タワーレコード 2014ベストセラーズ 洋楽TOP3』と
今月のレコメンドソング『ing』を歌う
藤巻亮太さんのインタビューををご紹介します。
第3位『 My Everything 』Ariana Grande
日本のファッションが大好きという
2014年最もブレイクした歌姫のセカンド・アルバムです。
第2位『 Midnight Memories 』One Direction
来年2月の来日公演も即日ソールドアウト。
昨年からロングセラーのサード・アルバムです。
第1位『 Girl 』Pharrell Williams
音楽、ファッションと今年も多方面で活躍したファレルが1位を獲得。
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今日は、今月のレコメンドソング「ing」を歌う藤巻亮太さんをスタジオにお迎えしました。
藤巻さんといえばレミオロメンですが、2012年2月に活動休止を発表し現在はソロで活動されています。そして、先週リリースされた「ing」が今月のレコメンドソングとなっています。
中西:ソロアルバム「オオカミ青年」発表から2年ぶりのリリースですが、2年間かかったということは「産みの苦しみ」はあったのでしょうか?
藤巻:10年間レミオロメンとして活動してきたなかで、たまってきたもの、自分のパーソナルのドロッとした部分などがありました。そうしたあまりにも個人的なものをバンドに持ち込むのはどうなんだろうと思うことがたまってきて、これを発散したいと思ったのがソロ活動を始めたきっかけです。それで「オオカミ青年」というアルバムを出したらすっきりしました。
中西:自分の中のものがいったん抜けきった。
藤巻:そうです。抜けきった感じです。(笑)ただ、そのからっぽ感を自分で認めるのが怖かった、それと、ここから音楽を作っていくとしたら、ソロなのかレミオロメンなのか境界線がわからないものになってしまうのではないかと考えるようになりました。そうすると曲作りがバランスを取り始めてしまって、曲が全くできなくなりました。やっぱり生きてることを丸ごと歌にしなくてはいけないなと思うまで2年かかりました。
中西:それはなにか覚悟ができたということでしょうか?
藤巻:そのとおりですね。どちらかを差別化するわけではなく、「僕はいま休止しているけど、いつかレミオロメンをちゃんとやろうと決めたときにそれはそのとき考えればいい。今できることはソロ活動だから、ソロ活動にバランスをとるのではなく、まるごといま持っているものを全て注入しよう」と思えたときに「ing」という曲ができました。
中西:今はいい意味でフラットな気持ちになっていますか?
藤巻:今が一番、ソロ活動が始まる前よりも、フラットにソロ活動ができるような気がします。
このあと、藤巻亮太さんは生演奏で今月のレコメンドソング「ing」を披露してくださいました。
今日は『タワーレコード 2014ベストセラーズ 洋楽TOP3』と藤巻亮太さんのインタビューをご紹介しました。