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女性目線かつ社会人への応援歌 ロックバンド"nicoten"の歌詞の世界(2016/8/17)

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水曜日に取り上げるのは「音楽」のトレンド。


今回は今月のクロノスレコメンドソングを歌うnicotenのインタビューと、毎週日曜午後1時から放送の「カウントダウンジャパン」から邦楽チャートトップ3をご紹介します。



第3位【 ヤシの木のように / ケツメイシ 】

ロックテイストを取り入れたミドルテンポのまさに王道サマーチューンな1曲。いまの季節にぴったりです。今年メジャーデビュー15周年を迎えたケツメイシ、10枚目のアルバムの発売も決定しています。


第2位【 Hero / 安室奈美恵 】

今週末から始まるホールツアーは、自身最多となる全国33都市、88公園をまわり23万人の動員を予定。


第1位【 ともに / WANIMA 】

今年の夏は、18の音楽フェスに出演、ツアーは各回ソールドアウトと勢いの止まらない熊本出身3ピースロックバンド。「ともに」は、最後の歌詞ができるときに熊本地震があり、友達とも連絡が取れない中で自分たちができることは音楽だからと気持ちを込めて制作された1曲。



◆nicoten プロフィール

宮田航輔(Vo&G)、廣瀬成仁(B)、岡田一成(Dr)からなる全員が1990年生まれのロックバンド。2010年に結成、東京都内を中心に活動し、2013年7月『アルドレア e.p.』でメジャーデビュー。今月3日に2ndフルアルバム『nicoten』をリリース。このアルバムに収録されている「休日戦線異状なし」が8月のクロノスレコメンドソングとなっています。




◆「がんばれ」より「がんばらなくていいよ」

−−3人はどのようにして集まったのですか?


宮田 もともとメンバー3人、それぞれが異なるバンドを組んでいて。そこから一緒にご飯を食べに行く仲になりまして、ちょっとバンドを組んで見ないかという話に。
初めはコピーバンドをやっていて、キャンディーズとかチャットモンチーなど女性ボーカルの曲を演奏することが多かったです。そのあと、自分たちのオリジナルを作ってみようかという話がでてきたときにも、女性目線の歌詞を書いてみようとなり、そこからnicotenが始まりました。


−−なぜ好きな人からの連絡を待つ切ない女性の気持ちのような女性目線の歌詞を書こうと思ったのですか?


宮田 こういう女の子がいたらいいなっていう、僕の勝手な妄想というか。女性目線なんですけど、男性からしたらこういう女の子が良いなという歌詞だったりします。


−−応援歌でもあるんですか?


宮田 そうですね。自分が今年26才になって、同い年の友達とかが社会人3,4年目になっているので、そういう人たちを励ませたらいいなと思い歌詞を書いています。


−−「がんばらなくていいよ。」というのはどういう意味なんでしょうか?


宮田 僕、小学生のころから徒競走とかで「がんばれ」と言われるのが嫌いで。「がんばってるわ!」と思うような子で。ほかのバンドの曲にも「がんばれ」というのは多かったので、「がんばらなくていいよ」というバンドがいたらいいなと。


−−そう言われるほうが、がんばれたりしますもんね。


宮田 僕がそういうタイプだったので。はい。



トレンド・アイズ、今回はカウントダウンジャパンから最新邦楽トップ3とnicotenのインタビューをご紹介しました。