金魚問屋「金魚坂」売れ筋の金魚トップ3(2015/8/11)
火曜日は「ビジネストレンド」。
今日は「日本の夏の風物詩」のひとつに関するランキング。
題して!『金魚ランキング 2015サマー』
夏の風物詩と言えば「金魚すくい」。
金魚が泳ぐ姿は古くから日本人に“涼”を与えてきました。
というわけで、今日は東京・本郷にある
創業350年の金魚問屋「金魚坂」に、売れ筋金魚を伺いました。
第3位【 丹頂(たんちょう) 】
まるでタンチョウヅルを思わせる姿が特徴の金魚。体は白で頭にベレー帽のような赤い部分があり、上から見るとまるで日の丸の様に見えます。お値段1匹980円前後。
第2位【 琉金(りゅうきん) 】
沖縄地方の昔の呼び方「琉球」の琉の字と「金魚」の金で琉金。これは中国から琉球に渡り、流通するようになったことからこの名前がついたそうです。オレンジ色と白のコントラストが可愛い!お値段1匹900円前後。
第1位【 出目金(でめきん) 】
皆さんご存知の出目金。とても人気が高いそうです。出目金は2位の琉金から突然変異で生まれた種類なのだそうです。その名の通り、両目が外に飛び出ているのが特徴。色は赤がメジャーですが、黒や赤・白・黒が混ざったものもいるそうです。お値段1匹900円前後。
以上、東京・本郷の老舗「金魚坂」に聞いた、売れ筋の金魚トップ3でした。
金魚1匹900円は少々お高い気もしますが、今回スタッフが取材して見つけた一番高い金魚は「東錦(あずまにしき)」。こちらは1匹5,500円!さらにネットで調べると、数万円…モノによっては数十万円以上する希少な金魚も少なくはないそうです。
これから金魚を購入してみたいと考えている人にオススメの金魚は「和金(わきん)」。こちらは金魚すくいなどでも見られる赤くて小さな金魚で、しっかり育てれば10〜15年は生きるそうです。コツは「エサをあげすぎないこと」だそうで、1日1回を目安に、1粒ずつゆっくりあげましょう。また、金魚は呼吸をする際少しずつ塩分をはき出しているそうなので、水を取り替えるときには塩(塩化ナトリウム)を少し加えるのが飼育のコツだそうですよ。
ちなみに、今回取材した「金魚坂」は、常に40種類前後の金魚を取りそろえていて、古くから地元に根付いたお店だけあり、子どもたちの遊び場にもなっているそうです。学校帰りの子どもたちが金魚すくいを楽しんだりもしているそうで、夏休みにオススメの憩いの場ともなっているそうです。
今日は『金魚問屋「金魚坂」売れ筋の金魚トップ3』をご紹介しました。