ビジネスマン、OLのネタ帳になるトピックを、毎日お届け!キャッチアップしておきたいトレンドをランキング形式で紹介しながら、毎日ひとつの話題にフォーカスしていきます。

丸善 丸の内本店 自己啓発書ベスト3(2015/5/12)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


連休も終わり、フレッシャーズもこれからいよいよ本格的に仕事が始まります。そこで今朝はこちらのランキングをご紹介します。


「丸善 丸の内本店 自己啓発書ベスト3」


ビジネスにも役立つ、仕事をするうえで、人間関係を作っていくうえで参考になる、いわゆる「自己啓発本」の今のランキングです。


第3位【伝え方が9割 2(ダイヤモンド社)】

先日、ゲストに来ていただいたコピーライター佐々木圭一さんのベストセラー第2弾。リピート法、ナンバー法など強い言葉を作るための様々な技術が紹介されています。「一人だけど寂しくない、寂しくない!」「頑張るんだ!頑張るんだ!」これがリピート法。言葉はちょっと工夫するだけで相手に強く伝わることがわかる本です。
税込み1512円。



第2位【エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする(かんき出版)】

「エッセンシャル思考」知っていますか?本当に重要なことを見極めて確実に実行するための方法論だそうです。「より少なく、しかしより良く」「99%の無駄を捨て1%に集中する方法」が学べる本。著者はグーグル、アップル、ツイッターなどのアドバイザーを務めた経営者だそうです。
税込み1728円。



第1位【0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる(ダイヤモンド社)】

「人生の選択も、国の政策も、PKを蹴る方向も、すべてバイアスをゼロにして考えろ」。あらゆるバイアスから自由になり一発で本質に切り込む思考法。著者はアメリカの天才経済学者とジャーナリストの2人。PKを蹴る方向すら経済学で合理的な正解を導き出せる、ということも書かれているとか。
税込み1728円。



以上、「丸善 丸の内本店 自己啓発書ベスト3」をご紹介しました。


丸善によると、最近の傾向として、心も体も強く組織の中で戦略的に行動できるビジネスマンに注目が集まっているそうです。これはサッカーも同じですね。ただし、会社のために戦う企業戦士ではなく、自己実現を勝ち取ろうと戦う個人というのがいまどきのビジネスマンのあこがれだそうで、これが今の時代を反映しているのではないかとのこと。


そんな時代背景からか、こんなタイトルの本も注目されています。
『「課長」から始める 社内政治の教科書』(ダイヤモンド社)
「部署の対立、出世争い、横暴な上司など、社内の政治という理不尽なゲームを生き抜く27の鉄則」という内容。そしてもうひとつ。
『なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?』(プレジデント社)
「人の足を引っ張ることや権力争いはやるべきではない」と大半の人は思っていますが、人間は会社のため、組織のため、みんなのためという大義名分を主張しつつ実は人の足を引っ張っるのである、という紹介文です。


いまどきのビジネスマンは社内のドロドロした政治の中でいかにうまく立ち回るか、どう勝ち残るか、そして会社のためではなく自己実現したい、という意識が高いということでしょうか。


理不尽なこともいっぱいあると思いますが、しっかり未来を見据えて一歩一歩丁寧に生きていくべきだと思います。



今回は「自己啓発本のトレンド」をご紹介しました。