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2013年秋のビジネス本・自己啓発本 売れ筋トップ3(2013/9/24)

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火曜日は「ビジネストレンド」。


今日は、東京駅すぐそばの大型書店
『丸善丸の内本店』調べによる
【2013年秋のビジネス本・自己啓発本 売れ筋トップ3】
をご紹介します。



第3位【 完訳 7つの習慣 】(キングベアー出版)

「20世紀最も重要なビジネス書」と呼ばれ、全世界で数千万部を超えるベストセラー。
自己啓発本の元祖的存在が「7つの習慣」。これを原文に忠実に訳し直した新刊です。
新たに訳し直した本なので、改めて買い直している人もいるようで、20代後半だけでなく
60代まで全世代で売れています。


第2位【 稼ぐ力 】(小学館)

著者は、ニュース番組のコメンテーターでもおなじみの大前研一さん。
経営コンサルタント・起業家など幅広い顔を持つ大前さんが、会社勤めにとらわれない
新しい仕事術、どうすれば「稼ぐ力」が身につくのかを書いた本。
特に40代〜50代の男性に売れています。イマドキがわかりますね。


第1位【 世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 】(朝日新聞出版)

いかにもビジネス本らしいタイトルのこちらは、ゴールドマン・サックスを経て
ハーバードビジネススクール、そしてマッキンゼー&カンパニーなどの経歴を持つ
戸塚隆将さんの著書。世界でも通用する、一生成長し続けるための「仕事の基本」が
書かれていて、特に30代前半から50代の男性に幅広く売れています。



以上、丸善丸の内本店に聞いた【 2013年秋のビジネス本・自己啓発本 売れ筋トップ3 】でした。
こうして見ると、ビジネス本・自己啓発本はタイトルが似ていますね。
・「稼ぐ力」や「悩む力」のような「力」がつくタイプ。
・「7つの習慣」や「人は見た目が9割」に代表される数字もの。
・「若者はなぜ3年で辞めるのか?」や「さおだけ屋はなぜつぶれないのか」といった疑問形。
そうした中で、いまどきのビジネス本・自己啓発本のキーワードはなにか。
丸善丸の内本店・ビジネス書担当の田中大輔さんに伺いました。


ズバリ、最近のトレンドは“プレゼンテーション”!佐々木圭一さんの「伝え方が9割」で
プレゼンテーション本が人気を集めましたが、先日の東京オリンピック開催決定を受け
招致委員たちのプレゼンの影響でさらに注目を集めているそうです。
なかでも一番注目を集めているのが【 TEDトーク 世界最高のプレゼン術 】(新潮社)
アメリカ・カリフォルニアで生まれた、世界の叡智が結集するプレゼンイベントを題材にした
プレゼンテーション本。スティーブ・ジョブズの様な「スライド」を使ったスタイルのプレゼンではなく、
オリンピックのときの様な、言葉だけのプレゼンに関するテクニックがまとまっています。


今日は『2013年秋のビジネス本・自己啓発本 売れ筋トップ3』をご紹介しました。