3Dプリンターのトレンド トップ3(2013/9/3)
火曜日は「ビジネストレンド」。
今日のランキングはこちら。題して
『ものづくりの大革命!3Dプリンターでみんな何を作っているの?トップ3』
立体のオブジェを、まるでプリンターで印刷するように作ることができる
「3Dプリンター」が話題です。実は7月からIT大手の「DMMドットコム」が
3Dプリンターのサービスをスタートさせています。これは3Dのデータを
パソコンで作成し、それを「DMM3Dプリント」というウェブサイトに送ると
3Dプリンターでそのデータを立体化してくれるというサービスです。
そこで今回は、DMM3Dプリントに寄せられている注文のトップ3を伺いました。
第3位【 フィギュア 】
アキバに行けば様々なフィギュアが売っていますが、買うだけでは
満足出来ない人たちが、自分の好きなキャラクターをデータで作って
オリジナルのフィギュアを作るオーダーが多いそうです。
第2位【 家やクルマなどのミニチュアモデル 】
ミニチュア、つまり手のひらに乗る小さいサイズです。ミニチュアの「クルマ」を
注文するのはプロモデラー、つまりプラモデルのプロフェッショナルの方々で
ジオラマなどに使うミニチュアのクルマを注文して、作品作りをするそうです。
一方、「家」のミニチュアを注文するのはどんな方なのかというと、どうやら
建築関係など建築物の「完成見本品」が必要なお仕事の方が注文しているようです。
第1位【 部品、パーツ 】
造形物の足りない部品、プラモデルのパーツの一部分などのオーダーが多いそうです。
例えば、クルマのプラモデルで「このパーツだけ変えたい」といった場合など色々な
需要があるようで、素材から直接削り出せる3Dプリンターの特徴が活きるオーダーだそうです。
以上、「3Dプリンターでみんな何を作っているの?トップ3」でした。
このDMM3Dプリントで、他にどんなものが作れるのかというと…
現在こちらでは、石膏、アクリル、ナイロン、シルバー、チタン、この5種類の素材を
立体化できる3Dプリンターが揃っているそうなので、例えば石膏で作る人形や
ナイロンやアクリルを使用してのスマートフォンケース、シルバーを使えば指輪も作れそうです。
もちろん、このサービスを利用するためには3Dデータを作るためのソフトが必要なので
今のところサービスを利用する方はほとんど、3Dデータを作るソフトを持っている人だそうです。
ただ、DMM3Dプリントのサイトではフリーソフトも紹介していますので、やろうと思えば
出来ないこともなさそうです。
ちなみにお値段。価格設定は、モノの大きさと素材で変わります。一番安くて2,000円くらいで
やはりシルバーやチタンはお値段も高めだそうです。シルバーでリングを作った場合の
価格例としておよそ8,000円台。チタンだと20,000円くらいになるそうです。
3Dデータをパソコンで作る作業そのものも難しそうですが、それがちゃんと
「物体」となって返ってきますので、やってみたいと思った方も多いのではないでしょうか。
興味のある方はぜひ一度DMM3Dプリントのサイトをチェックしてみてはいかがでしょう?
今日は『3Dプリンターのトレンド トップ3』をご紹介しました。