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名古屋に行ったらこれを食べろ!トップ3(2011/12/20)

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火曜日は、「ビジネストレンド」。


今日の放送、中西さんはFM愛知のスタジオからお届けしました。
そして、その愛知県・名古屋市は中西さんが生まれ育ったふるさと!
そこで今日は、名古屋独自の食文化に関するランキングをご紹介しました。題して
『B1グランプリ顧問が選んだ、名古屋に行ったらこれを食べんとあかんて!
どらうまいトップ3』B1グランプリ顧問で、日経新聞・特別編集委員の野瀬泰申さんが選んだ
他の地方の方が必ず驚く、名古屋独特の食文化トップ3です。


第3位「モーニング」

名古屋といえば喫茶店のモーニングですよね。
コーヒーを頼むと、その値段でトースト・ゆで卵がつくのは当たり前です。
その他にも、ご飯と目玉焼きとみそ汁がつく「それは朝定食だろ!」と言いたくなる
「ご飯モーニング」や、パスタが出てくる「パスタモーニング」なんていうのもあります。
とにかく、名古屋の「モーニング」は豪華です!ちなみに、ランチタイムが終わった夕方に
またモーニングが注文できるとか。朝じゃないんですけど。



第2位「あんかけ文化」

名古屋といえば「あんかけスパゲッティ」。聞いたことある方もいらっしゃると思いますが
名古屋人はとにかく“あんかけ”が好きなんですよね。お店にもよりますが、あんかけスパの他にも
「あんかけうどん」や「あんかけきしめん」もあります。しかもあんかけの“あん”の種類も
「肉系あんかけ」「魚介系あんかけ」「野菜系あんかけ」と、バラエティ豊富です。
これは名古屋では当たり前で、中西さんも大好きだそうです。



第1位「きしころ」

名古屋以外の人は、何のことか分からないかもしれませんが、
「きしころ」の「きし」は“きしめん”のこと。「ころ」というのは“冷たい麺”のことで、
つまり、冷たいきしめんのことを「きしころ」と呼びます。
ちなみに、冷しうどんは「うどんころ」と言います。B1グランプリ顧問の野瀬さんによると、
「“ころ”はおそらく、コールドとかクールがなまった言葉だと思います。」とのこと。
関西地区では、冷たいコーヒーのことを「コールコーヒー」と言う様に、“コールド”や“クール”が
“コール”とか“コロ”に転嫁した例は他にも多くあり、関西や中京地区ではよくあることらしいです。



以上、B1グランプリ顧問・野瀬泰申さんに聞いた『名古屋に行ったらこれを食べろ!トップ3』でした。
第3位の「モーニング」について、名古屋の喫茶店にこういった食文化が発達した背景は、
野瀬さんによると、名古屋では今も喫茶店が地域のコミュニティに根付いていて、
地元の喫茶店が生活の一部になっており、地域の人がくつろげる場所になっているということ、
毎朝同じ喫茶店で「おはよう!」とあいさつをして、ご飯を食べてから出勤する方も多いですし、
喫茶店も“コーヒー専門店”で、というわけにはいかないんですよね。
地域に根ざしたお店としてお客さんの要望にも応えるから、モーニング文化も発達したのでは、とのことです。



また、ご当地グルメの専門家から見た“名古屋”の存在は、ひとことで言うと「盤石」だそうです。
昔から、地元にがっちり根付いた様々なご当地グルメがあり、ご当地グルメで
町おこしをしなくても、誰もが名古屋でしか食べられない独特な食文化を求めてやってくる…
だから「盤石」だということです。素晴らしい、名古屋!



今朝は『名古屋に行ったらこれを食べろ!トップ3』をご紹介しました。