イミテーションかまぼこ、売れてます!(2018/7/31)
火曜日は「ビジネストレンド」。
明日8月1日は「土用の丑の日」ですが、最近は鰻が高い!
そんな中、スーパーではかまぼこで鰻を再現した商品が大ヒット。
これをきっかけに、様々な食材をかまぼこで再現した商品が
ものすごく売れているそうです。ということで今日のランキングは
かまぼこジャーナリストの土井雄弘さんに伺った
【 おすすめのイミテーションかまぼこ トップ3 】をご紹介!
第3位 『 大崎水産 こもちおどり 』
こちらはお腹に卵をつけた「こもちえび」風のかまぼこ。カニかまを開発したことでも有名な大崎水産の高い技術力を活かして作られた商品です。
小エビ風のかまぼこに魚卵を加え、子持ちエビ風に仕立てていて
生エビをたっぷり練り込んであるので、えびの香ばしさ、甘さ、さらにプリプリした
かまぼこの弾力とししゃも卵のプチプチした食感が楽しめます。
茶碗蒸しの具やかき揚げ、お総菜の材料としても重宝されているそうです。お値段100グラム280円。
第2位 『 桂馬蒲鉾商店 おのみちサルシッチャバジリコ 』
広島・尾道にある桂馬蒲鉾商店の一品。見た目はウィンナーソーセージですが、瀬戸内海の天然生魚のすり身とスペイン産のオリーブオイルを合わせています。決め手は広島産のフレッシュバジルを用いた自家製のバジルソース!化学調味料と合成保存料不使用で加熱済みなのでそのままでも食べられますが、フライパンで軽く焼き目をつけると、皮がパリッとして、香ばしさが加わり美味しさが増します。ワインとの相性も良いので洋食のレシピにもオススメ、とのこと。バジリコ味のほか、瀬戸内レモンなど4種類の味があります。お値段は3本入り530円。
第1位 『 鈴廣 海のすふれ 』
こちらは、小田原の鈴廣がつくった練り物の玉子焼き。お菓子作りの技法を取り入れたスイーツ感覚の玉子焼きで、えびを丁寧にすり潰して白身魚のすり身と合わせることで、まるでスフレのような食感が楽しめます。お茶請けや料理の一品として、工夫次第で用途は無限。伊達巻きとは違い、軽いのが特徴です。これからのねり製品は「軽さ」が受けるということで1位に選出されました。お値段は税込980円。
以上、かまぼこジャーナリスト土井雄弘さんに聞いた【 おすすめのイミテーションかまぼこ トップ3 】でした。
土井さんによると近年のかまぼこ製品のトレンドは、オーソドックスな板かまぼこ、ちくわ、笹かまぼこなどがメインを占める一方、斬新なパッケージやネーミング、チーズやフルーツなどとのミックスで洋菓子風路線を探るチャレンジ精神豊かな製品が増加中とのこと。
大ヒットした「鰻の蒲焼き」風のねりもの、一正蒲鉾の「うな次郎」やカネテツデリカフーズのエビフライや9月に発売予定のカキフライなど、イミテーションかまぼこはどんどん種類を増やしているようです。皆さんも一度お試しください!