仕事への意識を高めるための極意本に注目!(2017/7/4)
火曜日は「ビジネストレンド」。
今回は月初めに抑えておきたい一冊を、ご紹介します!
『 ジュンク堂書店 池袋本店に聞いたビジネス書の売れ筋 トップ3 』
池袋駅東口から徒歩4分、日本最大級約150万冊の在庫を誇る、
ジュンク堂書店 池袋本店に聞いた6月のビジネス書の売れ筋です。
第3位 【 共謀罪の何が問題か 】高山佳奈子(岩波ブックレット)
納得いく議論がされたとは言えないまま、先月成立した共謀罪法案。
関心が非常に高く、6月だけで100冊以上を売り上げました。
お値段、税込み626円
同じく、岩波ブックレットで2006年出版の『共謀罪とは何か』も売れているそうです。
それだけ共謀罪への関心が強かったということですね。
第2位 【 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術 】 樺沢紫苑(大和書房)
先月、1位からワンランクダウン!
ビジネス書でたくさんヒット作を出している精神科医・樺沢紫苑さんの最新刊。
たくさんの仕事をこなしながら、自分の時間をしっかり確保している自らの「神がかった時間術」を明かした一冊。
依然として好調な売れ行きをキープしています!
お値段は、税込み1620円
第1位 【 多動力 】堀江貴文(幻冬舎)
5月下旬の発売から驚異的な売れ行きを見せている、堀江貴文さんの新刊が第1位!
「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のこと。
本の中では、全てのモノがインターネットに繋がり、産業の壁がなくなりフラットに開かれるこれからの社会では、この「多動力」が必須のスキルとなると書かれています。
堀江さんのファンのみならず、これからの生き方、働き方を考える上で読みたくなる本です。
お値段、税込み1512円
ということで、『 ジュンク堂書店 池袋本店に聞いたビジネス書の売れ筋 トップ3 』でした。
ジュンク堂書店 池袋本店によると、
ビットコインの値上がりを受け、仮想通貨関係書がよく売れているそうです。
概要を解説した【 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン 】や【 1時間でわかるビットコイン投資入門 】など、レクチャー本が出始め、まだまだ勢いは続きそうです。
その他には、都議選の影響で、小池都知事関連や豊洲問題に関する本も注目を集めたそうです。
そして、いま話題のキーワードが「モンテッソーリ教育」。将棋の藤井四段が幼少期に受けたとされるもの、イタリアのモンテッソーリというお医者さんが考えた教育方法。
最近、この言葉をよく目にする事が増えましたよね。
これに関連する本もこれから注目が集まりそうです。
そんなに多くの冊数が売れる本ではないそうですが、一ヶ月で売れる冊数をすでに一週間で売り切っているということで、これからも人気を集めそう。
【 親子が輝くモンテッソーリのメッセージ 】【 モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方 】【 おうちでできるモンテッソーリの子育て 】などのタイトルが人気だそうです。
ランキング外で売れている本としては、
【 生涯投資家 】
2006年の村上ファンド事件で世を賑わした村上世彰氏の最初で最後の独白本。
事件後沈黙を守ってきた村上世彰氏が何を考え、何を目指してきたかが真摯に語られます。
注目の新刊としては
【 反脆弱性 上・下 】
『ブラック・スワン』で一世を風靡したナシーム・ニコラス・タレブの最新刊。
「ありえない」と言われていたことが次々に起こる世界で、私たちはどう考えて行動すればいいのか…。
その答えとして導き出した「反脆弱性」について書かれた一冊。読み応えたっぷりの本です。
今回は『 ジュンク堂書店 池袋本店に聞いたビジネス書の売れ筋 トップ3 』をご紹介しました。