2016年は「大変化の年」普及が予想されるフィンテックとは(2016/1/5)
火曜日は「ビジネストレンド」です。
2016年が動き始めました。
今年もビジネストレンドをしっかりチェックしていきましょう。
今年最初の火曜日、ご紹介するランキングはこちら!
『2016年 注目ビジネスキーワード トップ3』
日経BPヒット総合研究所・上席研究員で、トレンドウォッチャーの品田英雄さんに伺いました。
第3位 【 富裕層向けサービスの充実 】
世界的に経済格差が拡がる中、日本でも、遅れていた富裕層向けサービスが拡がるという予測です。
例えばホテル。1泊10万円以上のラグジュアリーホテルが日本でも増えるようです。
例を挙げると、東京・大手町に開業する「星のや東京」や、伊勢志摩サミットが行われる三重県伊勢市に開業する「アマネム」。いずれも、高級リゾートとして、富裕層向けのビジネス展開にとのこと。
第2位 【 電力自由化 】
今年4月、いよいよ電力の小売りが全面自由化。
コンビニや、通信会社、ガス会社なども電気を販売する時代に。価格競争により電気料金が安くなることが予想されます。
さらに、「携帯料金、電気料金、ガソリン代をセットで割引」といったサービスも登場するようです。
かつて、電話会社の民営化で様々なサービスが生まれたように、電力供給というインフラの自由化で大きな変化が起こるとのこと。
第1位 【 フィンテックの普及 】
金融とテクノロジーの融合が「フィンテック」。
アメリカで生まれたサービスが次々と日本に導入されていきます。
某銀行では、ついに指紋だけでお金をATMで下ろせるシステムをスタート、そのほか、スマートフォンでのカード決済も普及していくようです。
また、「複数のクレジットカードを1枚のカードで管理して、さらにポイントでお得になる」などのサービスも普及しそうです。
お金の扱い方が大きく変わる年になりそうです。
以上、『2016年 注目ビジネスキーワード トップ3』でした。
そのほか、トレンドウォッチャーの品田英雄さんに今年のキーワードを伺いました。
◆2016年は「大変化の年」
リオデジャネイロオリンピック、アメリカ大統領選、日本国内ではマイナンバー制度の開始、4月からは選挙権の18歳への引き下げ、さらに来年2017年4月の消費税増税に向けた新商品・新サービスが出てくる。
間違いなく大きな変化に直面しそうな1年になりそうとのこと。
また、気になるトレンドとして、「ダンスが盛り上がる」。
今年の上半期には風俗営業法が改正され、ダンスクラブの深夜営業が可能になります。
日本の夜はつまらないと言っていた外国人、クラブ世代の若者を中心に、日本の夜が盛り上がりそうです。
いまや、日本の小学生は学校でヒップホップを踊る時代ですからね。
トレンド・アイズ。今回は、「2016年 注目ビジネスキーワード」をご紹介しました。