男子テニス ハードコートでの勝率ランキング(2015/2/16)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、男子テニス ハードコートでの勝率ランキングをご紹介!
第3位『 錦織圭 』7割9分2厘
第2位『 ノヴァク・ジョコビッチ 』8割8分2厘
第1位『 ロジャー・フェデラー 』8割9分8厘
こちらはATP・男子プロテニス協会が発表している、過去52週間のハードコートでの試合における勝率トップ3です。
ハードコートというのは、文字通り表面をアスファルトやセメントなど、固い素材で覆ったコートのこと。表面が固くボールが弾みやすく、球速は高めで芝や土に比べると、イレギュラーにボールが飛ぶことも少なめです。4大大会では、全豪オープン・全米オープンで使われていますね。錦織選手が本拠地とするアメリカでは最も多いタイプのコートのため、錦織選手も得意ということで、第3位に入っています。
そのハードコート・室内で行われた男子プロテニスツアー、メンフィス・オープン。今日行われた決勝戦で錦織選手は、世界ランク15位で今大会第2シード、南アフリカのケビン・アンダーソン選手と戦い、みごと勝利!自身初となる同じ大会での3連覇を果たしました。
しかし今大会、錦織選手は苦戦が続きました。
第1シードの錦織選手は2回戦から登場し、初戦の相手、ライアン・ハリソンには3-6、6-3、6-4、準々決勝のオースティン・クライチェックには4-6、6-3、6-4、そしてきのうの準決勝では、世界ランク41位のサム・クェリーを相手に5-7、7-6、7-6と厳しい展開をモノにしました。つまり、3試合とも逆転勝ちです。
ATPのサイトでは『第1セットを落としたものの、逆転勝ち』というランキングも発表されてますが、錦織選手はフェデラー、ジョコビッチ、ナダルに続く第4位。粘ってしっかり勝つ、という点では大物の風格もありますが、連日長い試合が続くと、疲労やケガも心配になります。中西さんはこうおっしゃっていました。
今大会、錦織選手は調子が悪いという訳ではないんでしょうけれど、ランキングをここまで上げてきているので、どの選手も錦織選手を倒したい訳ですよ。それを受けて立って、降していくということの難しさを本人も感じているのかなぁと思います。ただ、そんな中でも勝ち進んでいるということは、やはりそれだけの実力があるということ。
そして、ランキングを維持するために重要なこと。これは、例えば今回のメンフィス・オープンは前回優勝しているので、今回も優勝しなければ、過去52週の試合をもとにしているので、ランキングが下がるということになるんです。優勝できれば去年のポイントを維持できるっていうことですからね。
ちなみに錦織選手、来週はアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン、3月6日からは国別対抗戦・デビスカップへの出場も決まっています。2週おきに試合が続きますが、しっかりとコンディションを保って引き続き活躍を見せてほしいですね。
今日は『男子テニス ハードコートでの勝率ランキング』をご紹介しました。