W杯における優勝回数ランキングトップ3(2014/7/14)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、過去のW杯における優勝回数ランキングトップ3をご紹介。
第3位【 アルゼンチン 】【 ウルグアイ 】…2回
第2位【 イタリア 】【ドイツ】…4回
第1位【 ブラジル 】…5回
こちらは、過去のW杯における優勝回数ランキングトップ3です。1930年に第1回大会が行われてから、戦時中の中止などもあり今回が20回目の大会となりました。
この長い歴史の中で優勝経験を持つのは、わずか8ヶ国しかありません。その内訳はブラジルが5回、イタリアとドイツが4回ずつ、アルゼンチンとウルグアイが2回ずつ、あとはイングランドとフランス、スペインというラインナップです。
今大会の準決勝まで快進撃を続け、初の世界一もあるか?という位置までオランダが残りましたが、決勝は優勝経験国同士の顔合わせとなりました。その試合内容を中西さんが振り返りました。
まず、スターティング・メンバーの時点で大きなアクシデントがありました。ドイツのスタメンとして発表されていたケディラが直前のウォーミング・アップで負傷し、クラマーが代わりに出場しました。
そして試合内容について。ドイツがボールは持っていたんですが、どちらかというと切れ味があったのはアルゼンチンでしたね。守備も相手の身体にまとわりつくような粘り強いディフェンスで、ドイツを徹底的に苦しめていましたし、何といってもアルゼンチンは準決勝から中1日ドイツより少ない状況で、さらに準決勝では延長とPKを戦っていますからね。その中であの運動量!一方のドイツはアルゼンチンより中1日多く、準決勝は比較的楽に勝利を収めていたにも関わらず、アルゼンチンの方が明らかに気迫でも運動量でも上回っていた印象がありましたね。
そんな中、何本かアルゼンチンのゴールが決まったかと思われたシーンもあったんですが、その前に立ちふさがったのがドイツのGK、ノイアーです。ノイアーの存在感は圧倒的でしたね。そして、延長の後半8分「もうこれはPK戦になるのでは」という空気が漂い始めたところで、途中出場のゲッツェが左足で美しいボレーシュートを決めました。あの場面でほとんど呼吸が乱れていなかった…というか、力みが全くなかったですね。普通はあの場面でヘディングに行ってしまいがちなんですが、ああいうゴール前での冷静さというのは“世界標準”になっているな、と感じました。
そして最後はメッシがフリーキックを蹴ったんですが、これは残念ながらゴールの枠をとらえることが出来ず、そのまま試合終了となりました。今回はメッシが輝く大会になるのかと思われましたが、決勝トーナメントに入ってからは1点も取っていないんです。逆にこれは、メッシが他の選手を輝かせることに徹していたのだと思われますが、残念ながら、周りの選手はゴールを決められませんでした。
そのメッシは、今大会のMVPに当たる「ゴールデンボール賞」に選ばれました。そして最優秀GK「ゴールデングローブ賞」にはドイツのノイアー、決勝ゴールを決めたゲッツェが「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれました。ドイツの皆さん、優勝おめでとうございます!
今日は『W杯における優勝回数ランキングトップ3』をピックアップしました。