サッカー日本代表・1次リーグのランキング(2014/6/16)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、初戦を終えたサッカー日本代表に関するランキングです。
第4位【 ギリシャ 】
第3位【 日本 】
第2位【 コートジボワール 】
第1位【 コロンビア 】
初戦のコートジボワール戦を受けて、中西さんはこのようにおっしゃっていました。
昨日の試合は残念ながら逆転負けだったんですが、僕は先制したのが災いしたと思っています。ここのところ、先制される試合が多かったんですが、先制されることによって「前に行くしかない」という状況になっていたんですよね。今回は先制したことによって守りに入ってしまった。この大会は1-0で逃げ切れるほど甘くはない、ということです。
それから、選手全員が一度も“攻めの気持ち”を一緒に出すことが出来ていませんでした。確かに局面だったり、選手各々だったりは出せているところもあったんですけれど、それがまとめて出せないとやっぱり日本の“攻撃サッカー”は機能しないんです。日本のサッカーの一番のストロングポイントは「連動した動き」なんですが、それはやっぱり全員が“攻め”の気持ちを持っていないと出来ない、ということが昨日改めて分かりました。
僕は今回「日本は攻めるサッカーをする」ということが簡単には出来ない、ということが分かっただけでも歴史的な敗戦だと思いますし、あと2試合ありますが、まだ十分に可能性はあると思います。今大会はいろいろな意味で、これまでの歴史が崩れてきていると思います。僕がひとつ大きな課題だと思っていたのは、アジアのチームがこの大会で一度も優勝したことのない中で、優勝を目指す日本代表がこれから進むべき道は「誰も通ったことのない道を切り拓いていく」ということ。この大会で優勝している国は世界でたった8ヶ国しかないんです。その8ヶ国はそれぞれ、みんな“道なき道”を自分たちで作ってきたんです。
今回、初戦を終えていろいろなデータが出てきていて、例えば32ヶ国で行われるようになった1998年のフランス大会以降、1次リーグの初戦で敗退したチームのリーグ突破率は8.7%だとか、今の日本チームには不利な数値もあります。このデータをしっかりと把握した上で試合に臨むことももちろん大切ですが、いまの日本代表チームに必要なのは“このデータを壊すこと”です。僕は精神論は好きではないんですが、この大会はサッカーの戦いであると同時に、国と国との“魂の戦い”でもあるんです。なので、誰かひとりでも心のどこかに不安があったら、精神の戦いは出来ないんですよ。それは今回選手たちも分かったと思うので、ここからはそのデータを壊す戦いをしていって欲しいですね。そういう戦いをしようと思ったときに、また分かることが色々とあると思います。そして、応援する我々も同じ気持ちでいなければならないと思います。
ギリシャ戦は、日本時間6月20日の午前7時キックオフ!私たちも心をひとつにして応援しましょう!!
今日は『サッカー日本代表・1次リーグのランキング』をピックアップしました。