プロ野球・年間ホームラン数ランキング トップ3(2013/9/16)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、ついに新たな歴史が刻まれた
野球に関するランキングです。
第3位【 ランディ・バース 】…54本
第2位【 王貞治 】【 タフィ・ローズ 】【 アレックス・カブレラ 】…55本
第1位【 ウラディミール・バレンティン 】…57本
こちらは、プロ野球ワンシーズンにおける本塁打の本数ランキング。
きのう神宮球場で行われたヤクルト−阪神戦で、49年ぶりとなる日本新記録が誕生しました。
東京オリンピックが行われた1964年に、王貞治さんが打ち立てた記録以来のことです。
9月15日、神宮球場で行われたヤクルト−阪神戦。4番レフトで先発したバレンティン選手は
初回の初打席で阪神・榎田投手の4球目を捕らえ、ライナー性の球をバックスクリーン左へ。
“55本”の壁を破った、56号となる2ランホームランはレフトスタンドの阪神ファンがキャッチ!
試合後にボールはバレンティンに渡され、代わりにサイン入りバッドをもらったそうです。
そして、続く3回の第2打席は、レフトへのソロ。
2打席連続のホームランで、自身の持つ日本記録を57に伸ばしました。
ウラディミール・バレンティン選手は、カリブ海に浮かぶオランダ領の島・キュラソー島の
出身で現在29歳です。身長185センチ、体重100キロ。高校卒業後、マリナーズに入団します。
途中、アテネオリンピックのオランダ代表に選出され、2009年レッズに移籍したのち
2010年のオフにヤクルトに入団しました。2011年、2012年はいずれも31本のホームランで
2年連続のホームラン王を獲得しています。そのことからバレンティン選手は
「力は証明できたので、今シーズンは打率を残して首位打者になりたい。」と話していましたので
力みすぎないコンパクトになったスイングでホームランも量産、という効果を生んだと言えそうです。
ちなみに「首位打者を目指す」と言っていたバレンティン選手の打率は
現在、3割3分8厘でリーグトップ。打点は120で2位なので、3冠王も夢ではありません。
記録達成後のインタビューで「王さんは、尊敬できる偉大なパワーヒッター。その記録に並び
抜くことが出来て嬉しい。」そして、日本語で「チョーキモチイイ」とも答えていました。
今シーズン、ヤクルトはまだ18試合残っています。バレンティン選手はこれまで、平均すると
2試合に1本以上のペースでホームランを打っているため、このままのペースで行けば
本塁打のシーズン記録が、一気に65本くらいまで伸びる可能性もありそうです。
バレンティン選手がどこまで記録を伸ばすのか楽しみですね。
今日は『プロ野球・年間ホームラン数ランキング トップ3』をご紹介しました。