コンフェデレーションズ・カップにおけるカストロール・インデックスランキング(2013/7/1)
月曜日は「スポーツ」。
今日は、ブラジルの優勝で幕を閉じた
サッカー・コンフェデレーションズカップに
関するランキングをご紹介します。
第3位【 デ・ロッシ(イタリア) 】…9.38
第2位【 セルヒオ・ラモス(スペイン) 】…9.47
第1位【 ジョルディ・アルバ(スペイン) 】…9.57
こちらはFIFA公認のデータ分析システム『カストロール・インデックス』による
今回のコンフェデレーションズ・カップで活躍した選手のベスト3。番組放送時に
試合が終了していた、ウルグアイ対イタリアの3位決定戦終了時点でのデータです。
カストロール・インデックスは、パスやダッシュ、タックルといった試合中の
様々な動きを数値化し、さらにそれが成功したか否か、得点に結びついたか否かなど
プレーを分析して、10点満点のスコアに置き換えたものです。
前回、2009年のコンフェデレーションズ・カップで導入されて以降、2010年の
ワールドカップ・南アフリカ大会など、様々な大会で活用されています。
このカストロール・インデックスに基づいて、FIFAは1次リーグ終了時点での
ベストイレブンを発表しました。その中に日本の本田圭佑選手が
1次リーグで敗退した国の中から、唯一ベストイレブンに選ばれています。
本田選手のポイントは8.72で、1次リーグ全体の14位でしたが、
MF部門ではスペインのイニエスタ選手の8.81ポイントに次ぐ2位ということで
晴れてベストイレブンへの仲間入りとなりました。
中西さんは「こうしたランキングはもちろん気になるところですが、
日本は選手個々の能力だけでなく、チーム内の競争力をさらにアップさせて
チーム全体の力をあげていきたいところです。先週も言ったんですが、高い目標を
設定することに対して、ひるむ必要はないと思うんですよね。それは“言霊”という
意味もあると思いますし、僕は“ワールドカップ優勝”ということを言葉に出して
言い訳出来ない状況を作っていくことも大事かな、と思います。」とおっしゃっていました。
そして、今回ご紹介したカストロール・インデックスのランキングと並び
選手を評価するもうひとつの方法が『ゴールデンボール』と言われる大会MVPです。
こちらはFIFAの技術研究グループがノミネートした選手の中から、決勝終了後に
記者の投票によって選ばれます。今回ノミネートされていたのは6人で
ブラジルからネイマールとパウリーニョ、スペインからイニエスタとセルヒオ・ラモス、
イタリアからはピルロ、ウルグアイからはスアレスがノミネートされていましたが
大会を通じて4ゴール2アシストを記録したネイマールが今大会のMVPに選ばれました。
今日は『コンフェデレーションズ・カップにおける
カストロール・インデックスランキング』をご紹介しました。